出版社内容情報
万葉時代の「宴」「宴会」に焦点を当て、当時の宴会芸、いまも昔も変わらない酒席での人々の様子を人気学者が解き明かす。万葉時代の「宴」「宴会」に焦点を当て、当時の宴会芸、いまも昔も変わらない酒席での人々の様子を人気学者が解き明かす。(講談社現代新書)
プロローグ――「うたげ」とは
第一章 宴と歌の関係
第二章 額田王の媚態
第三章 天平知識人たちの雅宴
第四章 『万葉集』の最後の歌
第五章 雪かきして酒にありつこう
第六章 正月歌の型とその工夫
第七章 宴会芸の世界
第八章 愛誦歌、おはこについて
第九章 宴の流れ
第十章 宴のお開きにあたり
エピローグ――宴の文化論
上野 誠[ウエノ マコト]
著・文・その他
内容説明
かくも素晴らしき「宴会」ニッポンの原点。古代人の雅に学ぶ酒宴の真髄。主人と客はお互いを気遣って称え合う。盛り上げ上手の芸達者はあちこちでお座敷がかかる。途中で抜ける時はマナー違反につき下手に出たり…。思わず親近感が湧いてくる古代の人びとの宴会を、注目の万葉学者が面白実況・解説!
目次
「うたげ」とは
宴と歌の関係
額田王の媚態
天平知識人たちの雅宴
『万葉集』の最後の歌
雪かきして酒にありつこう
正月歌の型とその工夫
宴会芸の世界
愛誦歌、おはこについて
宴の流れ
宴のお開きにあたり
著者等紹介
上野誠[ウエノマコト]
1960年福岡県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位修得満期退学。博士(文学)。現在、奈良大学文学部教授(国文学科)、国際日本文化研究センター客員教授。研究テーマは、万葉挽歌の史的研究と万葉文化論。第一二回日本民俗学会研究奨励賞、第一五回上代文学会賞受賞。『魂の古代学』(新潮選書、第七回角川財団学芸賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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