講談社現代新書<br> 万葉びとの宴

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講談社現代新書
万葉びとの宴

  • 上野 誠【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 246p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062882583
  • NDC分類 911.125
  • Cコード C0295

出版社内容情報

万葉時代の「宴」「宴会」に焦点を当て、当時の宴会芸、いまも昔も変わらない酒席での人々の様子を人気学者が解き明かす。万葉時代の「宴」「宴会」に焦点を当て、当時の宴会芸、いまも昔も変わらない酒席での人々の様子を人気学者が解き明かす。(講談社現代新書)

プロローグ――「うたげ」とは
第一章 宴と歌の関係
第二章 額田王の媚態
第三章 天平知識人たちの雅宴
第四章 『万葉集』の最後の歌
第五章 雪かきして酒にありつこう
第六章 正月歌の型とその工夫
第七章 宴会芸の世界
第八章 愛誦歌、おはこについて
第九章 宴の流れ
第十章 宴のお開きにあたり
エピローグ――宴の文化論


上野 誠[ウエノ マコト]
著・文・その他

内容説明

かくも素晴らしき「宴会」ニッポンの原点。古代人の雅に学ぶ酒宴の真髄。主人と客はお互いを気遣って称え合う。盛り上げ上手の芸達者はあちこちでお座敷がかかる。途中で抜ける時はマナー違反につき下手に出たり…。思わず親近感が湧いてくる古代の人びとの宴会を、注目の万葉学者が面白実況・解説!

目次

「うたげ」とは
宴と歌の関係
額田王の媚態
天平知識人たちの雅宴
『万葉集』の最後の歌
雪かきして酒にありつこう
正月歌の型とその工夫
宴会芸の世界
愛誦歌、おはこについて
宴の流れ
宴のお開きにあたり

著者等紹介

上野誠[ウエノマコト]
1960年福岡県生まれ。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位修得満期退学。博士(文学)。現在、奈良大学文学部教授(国文学科)、国際日本文化研究センター客員教授。研究テーマは、万葉挽歌の史的研究と万葉文化論。第一二回日本民俗学会研究奨励賞、第一五回上代文学会賞受賞。『魂の古代学』(新潮選書、第七回角川財団学芸賞受賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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万葉語り

31
上野先生のお人柄が伝わってくる。万葉が、奈良が、学生が好きで、宴でそれを語ったらもう最高。ではそれを本にしてみました。という感じがする。的外れで失礼な感想だったら申し訳ございません。でも、雪かきして宴とか雅な万葉人のお茶目な部分がわかって面白かったです。2016-2142016/10/11

ゆきこ

23
万葉の時代の宴の様子を当時の史料から考察していく一冊。上野先生の、万葉集への愛情溢れる文章と現代語訳がとても素敵でした。本当に当時の宴に潜入しているかのようで楽しかったです。宴の始まりと終わりに際して「型」を大事にするという点は、現代の宴も同じですね。そして社会において飲みにケーションが重要という点も、今も昔も同じですね。2019/09/06

びっぐすとん

18
110円本。令和の元号の典拠となった万葉集の梅花の宴も出てくるしお正月っぽくて読んでみた。ドリフの「もし○○だったら・・」のいかりや長介のナレーションみたいな導入やサラリーマンのスベらない宴会スピーチのコツみたいな締め、と肩のこらない本。今も昔も偉い人や主賓を持ち上げ、時々ボケをかまし、持ち歌を披露し、下らないゲームを挟んで進む宴会。途中で帰ろうとする人を引き留める。帰る方も白けない退出の言い訳を考える。今も昔も宴会って変わらない。二日酔いの和歌はないのかしら?2022/01/04

ボル

15
先日、奈良で上野先生の講演会を聞きに会場に。NHKラジオ公開録画も兼ねていてスタッフも見ました。そのためかゆっくり話しているのが印象的だった。話し方は落語家みたいな・・・メリハリのある上野ワールドでした^^勿論令和の一節(梅花の宴)の話もあった(元号発表時のエピソード込みで)。さて本書の内容ですが、当時の人の歌に込めた想いが伝わってきており面白い。宴という癒やしの時間を使ってコミュニケーションをとったり、恋人。家族。勤め(仕事)などを語っているんだろうなぁ。上野ワールドで語る解りやすい書でした。2019/09/01

あいくん

13
☆☆☆日本では宴会は大切なものです。万葉集の時代にも大切なものでした。この時代の人たちがどのように宴を楽しんだのかを明らかにしたいと思って、上野さんはこの本を書きました。宴のことは、打ち上げ、直会と呼ばれることもあります。竹取物語のかぐや姫の成人の宴のことが例にひかれています。額田王の歌、山上憶良の歌も紹介されています。朝まで飲み明かすことに喜びを見いだすのはこの時代も現代も同じです。「源氏物語」でも朝まで飲み明かします。現代でも酒好きな人は朝までのんでいたということに誇りを感じます。 2018/09/20

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