出版社内容情報
韓国企業躍進の背景には、国をあげての高学歴志向にあった。人数で日本を凌駕する高学歴、グローバル人材を持つ隣国の実態に迫る。サムスン、LG、現代など、2000年代以降の韓国企業の世界市場での躍進の背景には、国をあげてのグローバル人材育成があった。
その人材育成の現場を在韓国日本大使館・初代科学技術担当一等書記官が徹底的に取材、実態を探る。
小学生でも夜中まで勉強させる学習塾。国をあげての英語教育。理系、英語で盛んな英才教育。
5000万人の国で、日本より多い大学院生、圧倒的に凌駕する米国への留学生。
学べば、努力すれば報われる。学生の学習熱は企業の行動が源泉。
韓国企業は、生き残りのため徹底的にグローバル指向。幹部に大学院卒、留学組が多数。採用時もTOEIC 900点で足切り。
就職のため、社会に評価されるため、大学生が自分のスペック(学業成績、TOEICなど)積み上げに必死。
反動としての社会の歪みを含め、超競争社会の光と影をあますところなく探り出す。
第一章 韓国躍進の鍵を探る!
第二章 韓国の「人材育成力」の現状
第三章 韓国の「人材育成力」の文化的背景
第四章 韓国の「人材育成力」の経済的背景
第五章 韓国・新世代の実像
第六章 韓国の課題─長所は短所
第七章 課題克服のための取り組み
第八章 日本への教訓
岩渕 秀樹[イワブチ ヒデキ]
著・文・その他
内容説明
サムスン、LG、現代…韓国企業躍進の源泉。
目次
第1章 韓国躍進の鍵を探る!
第2章 韓国の「人材育成力」の現状
第3章 韓国の「人材育成力」の文化的背景
第4章 韓国の「人材育成力」の経済的背景
第5章 韓国・新世代の実像
第6章 韓国の課題―長所は短所
第7章 課題克服のための取り組み
第8章 日本への教訓
著者等紹介
岩渕秀樹[イワブチヒデキ]
神奈川県平塚市出身。同県立湘南高校卒業、東京工業大学理学部卒業、同大学院修了(修士(理工学))、南デンマーク大学修了(経営学修士)。在韓国日本大使館経済部一等書記官として2007年から約三年間韓国に駐在。現在、文部科学省科学技術・学術政策局政策課長補佐、九州大学韓国研究センター学術共同研究員等を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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