講談社現代新書<br> パーソナリティ障害とは何か

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講談社現代新書
パーソナリティ障害とは何か

  • 牛島 定信【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 講談社(2012/11発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062881807
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0211

出版社内容情報

境界性、自己愛性、反社会性……。私たちはパーソナリティ障害とどう向き合うべきか。第一人者が豊富な症例をもとにその本質に迫る。「見捨てられ不安」を抱く境界性、尊大さの背後に別の人間像を隠し持つ自己愛性、「恥の心理」を抱える回避性……。精神科臨床の最前線に立つ著者が、豊富な症例をもとに、現代の病ともいえるパーソナリティ障害の心理構造から周囲の接し方まで丁寧に紹介する一冊。(講談社現代新書)

はじめに パーソナリティ障害の時代
序章 パーソナリティ障害とは
第一部 主観的世界のなかの「私」
第一章 スキゾイド・パーソナリティ障害――対象に呑み込まれる不安
第二章 サイクロイド・パーソナリティ障害――強い一体化願望
第三章 妄想性パーソナリティ障害――投影という防衛機制
第二部 主観と客観のあいだ
第四章 反社会性パーソナリティ障害――欠落した規範意識
第五章 境界性パーソナリティ障害――見捨てられ不安
第六章 自己愛性パーソナリティ障害――尊大な自己の背後
第三部 外界と「私」との対峙
第七章 回避性パーソナリティ障害――恥の心理
第八章 強迫性パーソナリティ障害――感情の切り離し
第九章 演技性パーソナリティ障害――他の注目を惹こうとする心理
第一〇章 パーソナリティ障害全体を見回す
最終章 パーソナリティ障害の人に寄り添う――治療者として、家族として、そして友だちとして


牛島 定信[ウシジマ サダノブ]
著・文・その他

内容説明

境界性、自己愛性から回避性まで、精神科臨床の最前線に立つ著者がわかりやすく紹介。

目次

パーソナリティ障害とは
主観的世界のなかの「私」
主観と客観のあいだ
外界と「私」との対峙
パーソナリティ障害全体を見回す
パーソナリティ障害の人に寄り添う―治療者として、家族として、そして友だちとして

著者等紹介

牛島定信[ウシジマサダノブ]
1939年福岡県生まれ。九州大学医学部卒業、医学博士。国立肥前療養所医長、福岡大学医学部教授、東京慈恵会医科大学教授、東京女子大学教授を経て、現在、三田精神療法研究所所長、東京慈恵会医科大学客員教授。日本精神分析学会元会長、日本森田療法学会元理事長、日本児童青年精神医学会元理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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molysk

57
パーソナリティとは、先天的な気質と後天的な環境の両方の影響を受けて形成され、人間の行動を規定するもの。パーソナリティ障害の人は、対人関係や感情調整などに困難を抱え、社会的生活を営むうえで障害を生じている。本書は、パーソナリティ障害の様々な類型について、症状や対応などを解説する。心理学という分野の特性なのか、詳細な例は数多く紹介されるのだが、体系的な理解が難しかった。また、心理学用語の一般向けの説明が不足している。例えば、「パーソナリティ」という言葉の定義が本書に見つけられず、辞典で調べる必要があったのだ。2022/08/20

もちもちかめ

26
新書なのにかなりちゃんと勉強になり、参考文献もハッキリしてる。パーソナリティ障害って、いろんな性格あるけど、それぞれに行き過ぎると障害、つまり本人にも周りの人間にも害になる行動(症状)を起こすことがあり、それは問題だからなおしたいよね、って感じ。そういう初歩から知らなかったので、読む本は選ばないといけないなと思います2019/05/06

Mik.Vicky

15
パーソナリティ(個性)とパーソナリティ障害の境目がやはり素人判断じゃ難しいということがよくわかった。本の対象が多分、素人ではなく専門家になりたてとかなろうという人だと思われ、素人の私には少し難易度が高いところがあった。2020/07/20

eirianda

15
スキゾイド、サイクロイド、妄想性、反社会性、境界性、自己愛性、回避性、強迫性、演技性。いろいろ分類してもいくつかのタイプを混在してこじらせてる人格障害。その時々の社会の流れによりその分類も変化していく。家庭環境だけでなく、人生の節目でこじらせる人もいる。わかる気がする。おばさんですから。思い通りに行く時も行かない時もある。うまくいかない時にどう対処するか、自分の心をどう処理するか。まあここで完璧を求めると余計にダメな気もするし。人格障害に隠れた本当の人格なんて、あるのだろうか?2016/05/25

生ハム

12
性格が「病む」とはどういうことか。筆者の豊かな臨床経験から、色々なパターンの性格特性が説明されています。 性格を形成する上で、やはり「文化」はとても大きな影響を持っていると思います。 日本特有の価値観があったり、振る舞い方があったり・・・ その点で、特に森田療法の視点から、回避性パーソナリティを、 神経質傾向を基にした対人恐怖症として組み込んでいたのが印象的でした。 パーソナリティが「パーソナリティ障害」となるには、 やはり他者との関わりからくる「きっかけ」がある場合がほとんどなんだなぁ、と。2013/01/12

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