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講談社現代新書
親と子の食物アレルギー

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  • サイズ 新書判/ページ数 234p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062881708
  • NDC分類 493.931
  • Cコード C0247

出版社内容情報

もはや国民病とも言えるアレルギーはなぜおきるのか。食物アレルギーを中心に、生活習慣との関係や予防、治療法などを専門医が語る。食物アレルギーは、治るチャンスをのがさずに、適切な治療を受ければ治るものです。この病気と上手に付き合い、はやく、うまく治していくにはどうすればいいのでしょうか。
本書では、どのような病気でなぜおこるのかといった基本から、食事と生活全般にわたる具体的な対処法、予防法までを丁寧に紹介します。

伊藤 節子[イトウ セツコ]
著・文・その他

内容説明

食物アレルギーの治療は原因となるアレルゲンを避ける、つまり原因となる食物を食べない=除去食が基本だが、何種類もの食物を長期間にわたり必要以上に厳格に除去していると体が敏感になり、わずかに混入したアレルゲンを摂取しても症状をおこすようになる。仕組みや治療法、予防法まですべてがわかる決定版。

目次

第1章 アレルギーの基礎知識 食物アレルギーと診断された時に知っておきたいこと(アレルギーとは;症状のおこり方と時間による分類 ほか)
第2章 食物アレルギーの実態(受診のきっかけとなる症状;食物アレルギーの正しい理解のために ほか)
第3章 食物アレルギーへの対応 正しい抗原診断が治療の第一歩(診断の手順;最初の山場は問診 ほか)
第4章 食物アレルギーの治療(治療の考え方;食物アレルギーの治療の基本 ほか)
第5章 アレルギー性疾患の予防(アレルギー性疾患は予防できるのか;妊娠・授乳中の心がけ ほか)

著者等紹介

伊藤節子[イトウセツコ]
1975年、京都大学医学部卒業。京都大学医学部小児科助手、医仁会武田総合病院小児科部長を経て2000年同志社女子大学生活科学部食物栄養科学科教授に就任。2001年より同大学院生活科学研究科教授併任。「食べること」を目指した食事療法の研究をしている。日本小児科学会専門医、日本アレルギー学会専門医(小児科)、指導医(小児科)。日本アレルギー学会代議員、日本小児アレルギー学会理事、評議員、編集委員、食物アレルギー委員、疫学委員、規約委員、日本病態栄養学会学術評議員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

7
アレルギーは甘く見ていると非常に危険である。そのため、適切に恐れる必要がある。そのためにもしっかりとした知識を持った上で時分はどのくらいの量なら問題にならないかを知っておくことが重要になる。その数値は一生変わらないようなものでないので特に小さなうちには何度も受けることが大切である。2016/07/22

Humbaba

3
食物アレルギーを持つ親にとって必要な情報は、何を除去しなければならないかではなくてそれをどうやって実現するのという方法である。やってはいけないことを知っておくのは無論必要だが、日々の生活においてどうやるのかが判っていなければ途方にくれてしまう。2017/04/14

chiakin

2
食物アレルギーの研究で有名な伊藤節子先生の新書。 食物アレルギーの最新の知見がわかりやすく書いてある。 初めて食物アレルギーと診断されたベビーの親御さんは、解除に向けた治療のパスが見えて安心できるのでは。2014/01/18

Shu

1
食物アレルギーの発生メカニズム、症状、医療機関での診断、治療、予防など一通り解説してくれています。特に食品除去や調理法による治療の紹介が丁寧で勉強になります。2017/03/24

しろやぎ

1
もっと早くに読んでおけば良かった。成長につれアレルギーが良くなる理由、「複数抗原の完璧な除去を数年続けると過敏性が高まる」こと、アレルギー性疾患の予防など、大変わかりすい。ダニ・ハウスダスト対策を習慣化するきっかけになった。2015/03/28

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