講談社現代新書<br> 勝つための経営―グローバル時代の日本企業生き残り戦略

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講談社現代新書
勝つための経営―グローバル時代の日本企業生き残り戦略

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062881517
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0233

出版社内容情報

大胆な投資で業績を伸ばす中韓、ものづくりに回帰しようとする米国、伸びない内需、厳しい状況変化の中で日本企業の生き残る道を探る

大胆な投資で業績を伸ばす中韓、ものづくりに回帰しようとする米国、伸びない内需、厳しい状況変化の中で日本企業の生き残る道を探る

内容説明

日本企業が技術、品質を誇っている間、世界の現実は大きく変わっていた…「負け」を認めることから始まる日本企業復活の道筋。ものづくりの世界を熟知するふたりが探る再生の道。

目次

第1部 日本企業を取り巻く現実(何が起こっているのか;技術への幻想;外からはどのように見られているか;日本企業の生産性が低い理由)
第2部 日本企業の浮上を妨げる三つの枷(成熟した企業組織が危ない;日本社会は企業に厳しいのか?;考え方が縮こまる日本)
第3部 これからの世界(サムスンの次の手とは何か?;電気自動車の時代)
第4部 では、どうすればいいのか?(戦略で負けるな;秘伝のタレを生かせ;やはり決定的なのは人と組織)

著者等紹介

畑村洋太郎[ハタムラヨウタロウ]
1941年生まれ。東京大学名誉教授。工学博士。専門は失敗学、危険学、創造的設計論、ナノ・マイクロ加工学。2001年より畑村創造工学研究所を主宰。02年にNPO法人「失敗学会」立ち上げる

吉川良三[ヨシカワリョウゾウ]
1940年生まれ。日立製作所に入社後、CAD/CAMの開発に従事。その後1994年から2003年まで韓国サムスン電子常務として、同社の開発革新を担当。帰国後東京大学大学院経済学研究科ものづくり経営研究センター特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たー

17
簡単にまとめてしまうと、国内の同業他社ばかり見ず、自社の技術に驕らず、新興国含めたグローバルでの顧客目線でものづくりをせよ。といったところか。あとは韓国企業ができていない国の発展との両立をどうするかだな…2012/06/18

みくきのこ™

9
今や世界に名を知らしめたサムスン電子も、日本を見ながら進んでいった。かつての日本企業も、海外製品を夢見ながら開発を行っていった。衰退していく企業は現状維持を好む。今、日本企業に必要なのは変えていく勇気。技術を持っている日本がこのまま何もしなければ、それは優秀な下請け企業になってしまう。2014/08/11

Humbaba

5
企業の取るべき戦略というのは,常に一定であるというわけではない.特に昨今は時代の移り変わりが激しいので,常にアンテナを張っていなければ時代から取り残されてしまう.2012/11/20

Tom Zacky

5
おっしゃる通りだと思いまふ。 今後の日本はどうなることやら。 でも、悲観することなく、ごくごく一部がグローバルで活躍できる、組織体制が存在すること^^ てか、むしろマスメディアにもっと、海外ニュースを流して欲しいと思う。 スポーツ選手が海外ですばらしい活躍するニュースばかりじゃなく、日本の位置づけがどんだけ矮小な存在であるかということ。 ニュースまでガラってしまってるように思ふ。2012/07/16

naruo_homewood

5
日本企業、特に製造業の業績が低迷しているのは、決して不況や円高だけが原因ではない。過去の成功体験から脱却できず、自らの強みを活かして新たな製品開発、新たな市場を掘り起こそうという意欲が無いところにある。だから、強みを活かして新たな市場を掘り起こそう。・・・確かに、正しい意見だと思うけど、今の日本の大企業のシステムでは思うようにいかないのが実状では?もっと現実を打開する策の提案が欲しかったように思います。2012/05/15

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