出版社内容情報
「九〇代」「房奴」「急嫁族」「打黒」「逃離北上広」……。次々に登場する数多くのキーワードから最重要の63個を厳選して解説。目まぐるしく変わる現代中国の姿を鮮やかに斬り取る!
【目次】
第1章 「八〇後」の消費熱
第2章 「八〇後」の仕事事情
第3章 新中国人の「恋と結婚」
第4章 貧富差距
第5章 地方と都市
第6章 環境問題
第7章 事件
第8章 ネット
内容説明
あまりにも多様で、あまりにも広大で、あまりにも格差の大きな中国は「平均」や「中国とは」と一括りでは語れない。そんな現代中国を理解するための最適の入門書。63のキーワードでよくわかる。
目次
第1章 「八〇後」の消費熱
第2章 「八〇後」の仕事事情
第3章 新中国人の「恋と結婚」
第4章 貧富差距
第5章 地方と都市
第6章 環境問題
第7章 事件
第8章 ネット
著者等紹介
梁過[リャングォ]
1975年、大連生まれ。北京の大学を卒業後、中日両国間の交換留学生として東京の大学にて経済学研究科修士課程を修了。その後、中国の大手マスコミに就職し、中国と日本を往復しながら記者活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしひろ
10
格差社会、パクリ天国、富裕層と個人旅行、2代目のボンボン、金持ちとの結婚、鉄道網の拡大、ネット人口の伸び。あらゆる側面で大きく変化を続ける中国の動向は注視する必要がある。2016/03/16
glaciers courtesy
3
今現在、中国に住んでいる身として身近な話もあるし、「確かにそうなんだろうな」と実際に知りはしないけど、納得する話もある。トータル、今の中国の姿をかなりうまく描き出しているのだろう。しかし、これはある意味極端なトピックスの羅列であることも確か。特殊な政治体制を除けば、単なる巨大な発展途上国というだけのことである。ここでのトピックスは多かれ少なかれ、どの国にも類似の事象は存在するはずだ、とほかの国のことは良く知りもしないが固くそう思う。あまり中国を特別視し過ぎない方が良いと思う。確かに特殊な国ではあるが。2013/04/08
eiko
3
キーワードをもとに現代中国の仕組みが分かる本。就職難民、婚活難民、少子化など日本と似た問題もありましたが、アンバランスさ加減は日本以上だと思いました。2012/11/28
ナヌ
2
現代中国における流行語をピックアップして解説した本。 深く理解…といった感じではないですが、読みやすく現代中国ってこんな問題を抱えているんだなぁと雰囲気はつかめました。 現代中国の抱える問題は日本と共通するところもありますが、国の規模やら、改革解放による急激な発展やらでそれら問題のスケールもデカいです… 2017/09/22
ory112
2
流行語やその言葉が生まれた背景がリズムよく解説されているので、掴みやすい。少し前の本だけど、ざっくり読みに適している。 誤植はある程度は仕方がないのだろうけど、最後のほうに●⚫︎が残っているのは流石に目立つ。2017/06/23