講談社現代新書<br> 誰も教えてくれない人を動かす文章術

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講談社現代新書
誰も教えてくれない人を動かす文章術

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  • サイズ 新書判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880831
  • NDC分類 816
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ゴールは一つに絞る。発問力を忘れない。当たり前のことは言わない覚悟を持つ。要点は3つにまとめる。誰でも簡単に書ける文章のコツ「カンタン確実書く技術」決定版
企画書・稟議書・謝罪文・始末書から
小論文・就活の自己アピール文・
伝わるメールの書き方まで具体的に紹介。

【著者からのメッセージ】
単なる記録や報告ではない、人を動かす力を持つ言葉。
そうした力のある言葉は、書き言葉の修練を通じて獲得されます。もちろん深い人生経験があれば、
そこから滲み出てくる言葉には重みがあります。しかし、私たちは深い人生経験を持っているとは限りません。
人の心を動かし、現実を動かす書く力を身につけようと意志を持つことで、「言葉の力」に目覚めるのです。
この本では、様々な局面で求められている文章力を、できるだけ実例を示しつつ、明らかにしたいと思っています。
求められているのは「実用的」文章力ですが、その「実用的」というのは、本質的には「人を動かす」という意味なのです。
ポイントは、文が「上手いか、下手か」にあるのではなく、「人を動かすか、否か」にあるのです。

プロローグ 人を動かす書く技術
第1章 「書く」ことで生活が劇的にチェンジする
第2章 まずゴールを決める
第3章 ビジネスの文書力
第4章 学生のための文章術
第5章 メールは余力を残すな
第6章 評価されるワンランク上の文章力


齋藤 孝[サイトウ タカシ]
著・文・その他

内容説明

カンタン確実書く技術。企画書・稟議書・謝罪文・始末書から小論文・就活の自己アピール文・伝わるメールの書き方まで具体的に紹介。

目次

プロローグ 人を動かす書く技術
第1章 「書く」ことで生活が劇的にチェンジする―エッセイからはじめる書く技術
第2章 まずゴールを決める―「書く」ことで世界観がガラリと変化する
第3章 ビジネスの文書力―稟議書・報告書・企画書・始末書・謝罪文の書き方
第4章 学生のための文章術―感想文・小論文・自己アピール文の書き方
第5章 メールは余力を残すな―おトク感を演出できる最高のツール
第6章 評価されるワンランク上の文章力―視点の身につけ方、読書力、文章の思考法

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程などを経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。私塾斎藤メソッド主宰。著書には『身体感覚を取り戻す』(新潮学芸賞受賞・NHKブックス)など多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MI

88
企画書や始末書から、メール、小論文まで人を動かすにはをテーマに書かれている。文章に慣れるために、日頃からエッセイを書いてみる。個性とは無理と歪み。2つの全く違う事柄をくっつけてできた歪みだったり、摩擦だったりが面白みに変わる。読書感想文では「上から目線」と「生意気さ」で独自の視点を表す。ビジネスメールでは感情がないから、「プラスα」で自分の近況報告や個人的な体験や感想をあえて盛り込むことで関係性が良くなる。文章力が求められる時代だからこそ、名言の引用や少しの工夫で文を読ませ、人の感情が動く文章になる。2024/03/24

KAKAPO

31
《「結局のところ、人生にとって大切なのは、人間性を磨くことである」「自分が納得できる生き方をすることが、一番大事だと思う」こういう凡庸な言葉を平気でつかってしまう、その無神経さを私たちは恥だと感じなければなりません。》前に読んだ時には気にならなかったこの文章を、読書メーターに参加した後で読むと「自分も凡庸な感想・レビューを投稿しているなぁ~」とショックを受けます。そこで「これからは発見や独自の視点が盛り込まれた文章を書く能力を身につけたい」と思うわけですけど、多分この感想・レビューも凡庸ですよね…(・・?2017/12/04

16
書くことを意識しながら生活すると、なるほど、今まで気づかなかったことに気づけたり、新たな視点でものを見られたりする。本を読むにしても、普段からきちんと原典を読み、心が惹かれた文章をストックしておけば、いざ文章を書く時に引用できる。また、「目のつけどころがいい」人は、ユニークな発想を生む。例えば、目立たない存在のものを肯定的に評価する、とか、一見かけ離れたもの同士の組み合わせを考える、とか。書き方のノウハウがぎゅっと詰まった一冊でした。2019/11/27

B.J.

14
●コミュニケーションの技術の中でもっとも難しい技術は「聴く」こと。→焦点を絞って聴く(インタビュー)→共感的に聴く(カウンセリング等)→事実に基づいて聴く(コンサルティング等)という仕事なので、コンサルタントの聴く技術は、非常に合理的。:いつ・何を・どんな方法で、ということを常に頭の中に入れて聴いてみると、実際の仕事ではうまくいく。⇒人間というのは、事実よりも「思い」や「考え」を語りたがる。でも、実際どうなんだ?と聴くと、その「思い」や「考え」はまったく実現していないことが多い。 ・・・本文より2020/03/30

naobana2

14
企画書は弱点も書く、始末書は自分の責任だと書く、当たり前のことを忘れそうでした。1Q84の解釈も勉強になりました。2014/05/17

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