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講談社現代新書
電子マネー革命―キャッシュレス社会の現実と希望

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  • サイズ 新書判/ページ数 260p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880787
  • NDC分類 338
  • Cコード C0236

内容説明

サラリーマン・鈴木太郎と妻・よし子。二人の生活を通して来るべき「おカネ革命」の驚くべき可能性をわかりやすく解説。

目次

第1章 「おカネ革命」進行中(めざせ「一〇〇万ポイント」―鈴木太郎と妻・よし子の戦い;国民皆電子マネー時代の到来)
第2章 「資金決済法」があなたのおカネを守る(「わたしゃトク、あんたもトク!」のはずが…;電子マネーの利用者を守れ)
第3章 電子マネーに似ているけれど―ポイントは「オマケ」か(「インベーダーの呪い」が商店街を襲う;疑似通貨「ポイント」の現実)
第4章 「おカネ革命」が新たな市場をつくる(自分を売って稼ぐ―二〇一X年、太郎が見たよし子の裏稼業;「電マネ口座」の可能性―「価値のないもの」に価値が生み出される時代)
第5章 「おカネ革命」は世界へ(花子誘拐事件―解決のカギは電子マネー;「世界共通マネー」の可能性)

著者等紹介

伊藤亜紀[イトウアキ]
1972年広島県尾道市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、1996年NHK入局。報道記者として事件事故・行政等の取材を担当。退職後、司法試験を志し、2002年弁護士登録。企業法務や破産、離婚まで幅広い法律実務に従事し、現在は片岡総合法律事務所にて、主に電子マネーなど決済ビジネスの法務を担当。複数の大手企業から新たなビジネスモデルの立ち上げに向けた相談を受けるなど、法的な課題の解決に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

200
本書が出たのはもう10年近く前の話だけど、今でもさらに進化してきて驚く。続編があれば読んでみたい。2019/03/03

KAZOO

95
現在から6年ほど前に出版された本でかなり未来的なことが書かれていますがほとんどそれが現実化している状況でこの分野の進化はすごいものがあると感じました。章ごとに物語風なやり取りがあり、それを解説していくという方法で比較的このような本の割には興味を持たせる工夫がされているように感じました。やはり今後は日本のおかみが力を入れ始めたビットコインなどが発達していくのでしょうか?2016/04/01

えちぜんや よーた

27
マクロ経済学には、貨幣の流通方程式という考え方があります。M * V = P * Yただし、M→貨幣量V→貨幣の流通速度P→物価Y→総産出量 右辺の P * Y は、名目GDPと呼ばれるものです。名目GDPを増やす(景気を向上させる)ためには、左辺の、MもしくはVを増加させる必要があります。第1項のMは、通貨発行権に関しては、国家の専権事項で、日本銀行が、貨幣の総量を調節するため、個人の力では、いかんともしがたいものです。しかし第2項のVの回転数を速めることは本書による「電子マネー革命」によって可能です。2012/11/12

つきかげ🌙

8
4年前に本書を読んだときからすると、今は当たり前のように電子マネーやポイントを使っている。iPhone1台で集約されているのも大きい。2013/04/10

とうふ

6
少額決済の利便性の向上が新たにCtoCの市場を作り出す、というのが成程なと思った。ヤフオクやメルカリと個人オークション、あるいはyahoo知恵袋やokwabなどの相談サイト。現状日本ではまだ現金決済が主流ではあるんだろうけど鉄道系電子マネーやデビットカードなんかは確かに以前に比べて格段に普及してきてる。お金の形と意味が変わる渦中いる今こそ読んで面白いと思った。2015/12/23

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