内容説明
復興と繁栄のかげに何があったのか?「体験」から「歴史」へ。われわれが求めたもの、忘れようとしたことを語りつぐ。
目次
第1章 いったい、いつまでが「戦後」なのか―世代論的に
第2章 ~帰り、~あがり、~崩れ―歴史のプリズムとして
第3章 一から出直し―明るさと無責任と
第4章 神武以来―神話の変容
第5章 「安保反対」と「米帝」―対等への渇望
第6章 「日中友好」―歴史の合わせ鏡
著者等紹介
保阪正康[ホサカマサヤス]
1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。ノンフィクション作家。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。昭和史の実証的研究を志し、延べ四千人もの関係者たちに取材してその肉声を記録してきた。個人誌『昭和史講座』を中心とする一連の研究で、第五十二回菊池寛賞を受賞。『「特攻」と日本人』(講談社現代新書)、『昭和史七つの謎』(講談社文庫)、『明仁天皇と裕仁天皇』(講談社)、『東條英機と天皇の時代(上下)』(文春文庫)、『昭和陸軍の研究(上下)』(朝日文庫)など著書多数
半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年、東京向島生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。『週刊文春』『文藝春秋』各編集長、専務取締役を歴任。作家。「歴史探偵」を自称する。『漱石先生ぞな、もし』(文藝春秋)で第十二回新田次郎文学賞、『ノモンハンの夏』(文藝春秋)で第七回山本七平賞、『昭和史』(平凡社)で第六十回毎日出版文化賞特別賞を受賞。そのほか『日本のいちばん長い日』『日本国憲法の二〇〇日』(文春文庫)、『聖断』(PHP文庫)、『15歳の東京大空襲』(ちくまプリマー新書)など多数の著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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