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講談社現代新書
未来を変えるちょっとしたヒント

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  • サイズ 新書判/ページ数 186p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880633
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

内容説明

あなたは自分の1年後、3年後、10年後をイメージして日々を過ごしていますか?未来を予測するな、未来を創れ。

目次

第1章 未来とは何か
第2章 未来に対する思考停止
第3章 未来を探る
第4章 自己イメージの罠
第5章 社会の神話的信念
第6章 イメージする未来
第7章 ビジョンが起こす奇跡
第8章 未来への行動

著者等紹介

小野良太[オノリョウタ]
1958年、東京都立川市に生まれる。米国コロラド大学で修士、ハワイ大学で博士を取得。国際協力機構(JICA)、ハワイ大学、シンガポール南洋理工大学(NTU)を経て、愛知大学経営学部准教授。未来学者として未来学ゼミを開講し、中高生にも未来を考える講義を提供。社会人に対してはFutures planning workshopを実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほぼひつじ

10
未来学、それは未来を予測するのではなく、未来を創る学問だ。〝現在〟の結果は〝過去〟に起こした原因がある。〝未来〟の結果は〝現在〟に起こした原因がつくる。過去、現在、未来の関係は、あまりにも単純です。でも重要なのは、〝未来〟の結果を想像しないければ、〝現在〟起こすべき原因が分からないこと。「イメージが現実になる」という、何となく超自然的で怪しい言葉と思ってたものが、急に腑に落ちた。最初から未来に対して不可能だと、思考停止する前に、可能性に目を向けてみると、意外に可能な場合がある。(→)2016/02/18

ochibii

5
過去は変えられないけど、未来は変えられる。possibleだとおもってやれば可能性は広がる。そんな当たり前のことを分かりやすく、「未来学」という根拠をもって語る小野さん(友人)の父。小中高大学生、それから政治家、そしてメディア関係の人たちはこの本を読んだらいいんじゃないでしょうか。一時間半で読めるし。というかこの本を読まないとこの本で言われていることがわからないほど、日本はダメな国になってると思う。根拠薄弱な神話的信念を捨てて、みんなで未来を作りましょう。2011/02/01

KAKAPO

3
未来の悪い状況が視界に入れば、そちらの方向にハンドルが切れてしまう。明るい状況を見れば、そちらに進んでいく。未来に何かしら暗いものを見ている人は、気持ちも沈んでしまう。未来というキャンパスに描かれているものが、私たちの感情や気持ちと行動を左右する。当然のことながら、暗い気持ちで行動すれば、やがて訪れる未来も暗いものになる可能性が高い。しかし、明るい気持ちで希望に満ちた未来を思い描き、それを実現するために勇気を持って行動すれば、やがて訪れるチャンスにも敏感になり、明るい未来を引き寄せることが可能になる。2011/02/19

YM

2
ビジネス書とか自己啓発本とかではわりと当たり前のことが書かれているけれど、自己イメージの章だけはかなり役に立った。2014/07/25

壱萬弐仟縁

2
新書なら大抵縦書きだが、珍しく横書き。恐らく英文慣れしているからだろう。評者は今が不幸と自覚しているがために、過去の過ちに固執する傾向がある。本著で少しでも未来志向になれればと思わないと。未来学では、一方通行なので、遡ることはしない(76ページ)。これから起こり得ることに集中する。評者はシナリオライトがたたってか、妄想癖がついてしまったが、他人に迷惑をかけない程度にしないと、と自戒している。所与としての人口減少、少子高齢、過疎化、セシウムとの共生、格差社会、無業者などの時代にあって、殆ど明るさは見えない。2012/11/22

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