講談社現代新書<br> 人間関係のレッスン

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講談社現代新書
人間関係のレッスン

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880626
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C0211

出版社内容情報

「ちゃんとやっているのに職場でうまくいかない」と悩んでいませんか? モラハラ対処法から本当の自分の見つけ方まで。著者の向後氏は「はじめに」で書いています。
「私は、都内のカウンセリングオフィスでカウンセリングをしていますが、ここ数年、人間関係の悩みでいらっしゃる方が増えています。
彼らの多くは、自分では普通にふるまっていると思っているのに、職場の上司や同僚との関係が、なんとなくどうもうまくいかないと感じています。
そのために精神的に落ち込んでしまったり、不安になったりします。…」
このようにカウンセラーに相談するほどでなくても、「人間関係がなんとなくどうもうまくいかない」と感じている人は、多いのではないでしょうか。
本書は、サラリーマン経験を経てカウンセラーになった著者が、ほんとうの自分の感情や自分らしさを見つけることで、新しい人間関係をつくっていく方法を、やさしく、わかりやすく語ります。
人間関係のなかで大きなダメージとなるモラルハラスメントについても、即使える対処法をアドバイスします。


【著者紹介】
向後 善之(コウゴ ヨシユキ)
1957年神奈川県生まれ。
石油会社でエンジニアとして勤務した後、40歳で退職、留学のため渡米。
California Institute of Integral Studies(CIIS)で統合カウンセリング心理学修士号取得。
同大学院修了後、サンフランシスコ市営のRAMS(Richmond Area Multi-Services)他でカウンセラーとして勤務した後、帰国。
現在東京恵比寿のカウンセリングオフィス「ハートコンシェルジュ」でカウンセリングを行っている。
また、アライアント国際大学/CSPP臨床心理学大学院東京サテライトオフィスで臨床心理学を教えている。
著書に『カウンセラーへの長い道―四十歳からのアメリカ留学』『わかるカウンセリング』(ともにコスモス・ライブラリー)など。

第1章 うまくいっていない自分
 <ケース1> 「いい人を演じてしまう」人
 <ケース2> 「決められない」人
 <ケース3> 「がんばりすぎる」人
 <ケース4> 「隠れる」人…
第2章 なぜうまくいかないのだろうか?
  ・なぜ「人間関係のパターン」ができてしまうのか?
  ・ダブルバインドによる心の傷
  ・反復強迫の心理…
第3章 モラルハラスメントにあったら
  ・困った職場
  ・ハラサーの攻撃の6つの手口
  ・被害者の周囲の人たちの心理
  ・ハラサーとはどんな人間か
  ・モラルハラスメントへの対処法…
第4章 自分の中の隠れた感情に気づこう
  ・「自動思考」とは「自分の考え方のくせ」
  ・自分の中の違和感をつかまえる
  ・抑圧されていた感情…
第5章 自分を少しずつ変えてみよう
  ・変えやすいところから変えてみる
  ・普段しない行動をとってみる
  ・隠れているサブパーソナリティを見つける…
第6章 自分を歪めずに見つめるということ
  ・空気を読むということ
  ・共感という感情を人間関係の中でいかす
  ・新しい人間関係…


向後 善之[コウゴ ヨシユキ]
著・文・その他

内容説明

本当の感情と自分らしさの見つけかた。「つきあいが苦手」は必ず変えられる。

目次

第1章 うまくいっていない自分
第2章 なぜうまくいかないのだろうか?
第3章 モラルハラスメントにあったら
第4章 自分の中の隠れた感情に気づこう
第5章 自分を少しずつ変えてみよう
第6章 自分を歪めずに見つめるということ

著者等紹介

向後善之[コウゴヨシユキ]
1957年、神奈川県生まれ。石油会社でエンジニアとして勤務。四〇歳で退職し、留学のため渡米。California Institute of Integral Studies(CIIS)で統合カウンセリング心理学修士号取得。同大学院修了後、サンフランシスコ市営のRAMS(Richmond Area Multi‐Services)他でカウンセラーとして勤務した後、帰国。現在、東京恵比寿のカウンセリングオフィス「ハートコンシェルジュ」でカウンセリングを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なるみ(旧Narumi)

26
読友さんに貸していただいた一冊。読了まで時間がかかりましたが、無事読み終えました。ハラサーへの具体的対応方法が載っているのも参考になりましたが(しかしハラサー対応が参考になるという感想が出てしまう悲しさ)、私には後書きが一番ためになりました。『共感という感情を人間関係の中で活かす』ために、自分の感情をまずはよく知ることの大切さと自己受容があればこそ、ハラサーにもある意味柔軟に対応できることの関係性が、なんとなくでもわかったことが本書を読んで得られた気づきでした。2016/04/25

中島直人

14
人間関係について。少し楽観的過ぎるのではと感じる部分もあったが、基本的にはバランスの取れた、ためになる本との印象。まずは、相手の存在を相対化することで、それに対する自分の感情を客体視することが、第一歩になるということか。2018/06/15

むいむい

9
体に違和感がないか感じてみる。これ、本当にやってみようと思う。私はあまり人と共感できないと感じてて、それがとても寂しくて、つまらなくて、ダメな気がしてる。自己一致の状態になれた時、誰かや何かに共感できるかもしれない。今は、誤魔化すのにいっぱいいっぱいなだけかも。そう思った。2017/03/03

Shin

6
「いい人を演じてしまう」、「決められない」、「がんばりすぎる」、「隠れる」という4つのケースに大別し、それぞれどのように人間関係を築いていけばよいのか、また、モラルハラスメントの対処法についても書かれている。そして、自分の考え方のくせ(自動思考)を掴み、それを変えていくことにより、人間関係を改善していこうという試み。一気に変えるのは難しいが、常に心掛けていくのは良いだろう。2014/04/05

Humbaba

4
人はつい自分を良く見せようとする.無論,軽くできることならばそれもよいだろう.しかし,多くの場合,自分の限界までそれを続けてしまう.そうならないようにするためにも,素のまま自分を出しても良いということにまず気づくことが大切である.2010/12/15

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