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講談社現代新書
浮世絵は語る

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  • サイズ 新書判/ページ数 252p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880589
  • NDC分類 721.8
  • Cコード C0271

出版社内容情報

名画の考証はおもしろい! 
歌麿の遊女絵、写楽の大首絵、北斎の名所絵など、おなじみの名画に隠された、知られざる事実の数々。浮世絵をより楽しく、深く味わうための一冊。


【著者紹介】
浅野秀剛(あさの しゅうごう)
一九五〇年秋田県生まれ。立命館大学理工学部卒業。千葉市美術館学芸課長を経て、現在、大和文華館館長。国際浮世絵学会常任理事。
主な著書に『錦絵を読む』(山川出版社)、『喜多川歌麿』(新潮日本美術文庫)、『浮世絵ギャラリー 4 写楽の意気』(小学館)、『菱川師宣と浮世絵の黎明』(東京大学出版会)がある。


【目次】

第一章 美人画の考証
1 歌麿の遊女絵――喜多川歌麿「当時全盛美人揃 越前屋内唐士」

2 清長の遊女絵――鳥居清長「雛形若菜の初模様 松葉屋瀬川」

3 歌麿の吉原俄――喜多川歌麿「青楼仁和嘉女芸者之部 扇売 団扇売 麦つき」
 
4 春信の風流――鈴木春信「文掃く美人」


第二章 役者絵の考証
1 写楽の大首絵――東洲斎写楽「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」

2 国政の大首絵――歌川国政「初代岩井粂三郎の島原の禿わかば」

3 初期の大々判丹絵――初代鳥居清倍「市川団十郎の竹抜き五郎」


第三章 名所絵の考証
1 北斎の名所絵――葛飾北斎「富嶽三十六景 凱風快晴」と「富嶽三十六景 山下白雨」

2 広重の名所絵――歌川広重「木曾海道六拾九次之内 恵智川」

第一章 美人画の考証
1 歌麿の遊女絵――喜多川歌麿「当時全盛美人揃 越前屋内唐士」
2 清長の遊女絵――鳥居清長「雛形若菜の初模様 松葉屋瀬川」
3 歌麿の吉原俄――喜多川歌麿「青楼仁和嘉女芸者之部 扇売 団扇売 麦つき」
 
4 春信の風流――鈴木春信「文掃く美人」
第二章 役者絵の考証
1 写楽の大首絵――東洲斎写楽「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」
2 国政の大首絵――歌川国政「初代岩井粂三郎の島原の禿わかば」
3 初期の大々判丹絵――初代鳥居清倍「市川団十郎の竹抜き五郎」
第三章 名所絵の考証
1 北斎の名所絵――葛飾北斎「富嶽三十六景 凱風快晴」と「富嶽三十六景 山下白雨」
2 広重の名所絵――歌川広重「木曾海道六拾九次之内 恵智川」


浅野 秀剛[アサノ シュウゴウ]
著・文・その他

内容説明

歌麿の遊女絵、写楽の大首絵、北斎の名所絵…。こんなにおもしろい名画の考証入門。

目次

第1章 美人画の考証(歌麿の遊女絵―喜多川歌麿「当時全盛美人揃 越前屋内唐士」;清長の遊女絵―鳥居清長「雛形若菜の初模様 松葉屋瀬川」;歌麿の吉原俄―喜多川歌麿「青桜仁和嘉女芸者之部 扇売 団扇売 麦つき」;春信の風流―鈴木春信「文掃く美女」)
第2章 役者絵の考証(写楽の大首絵―東洲斎写楽「三代目の大谷鬼次の江戸兵衛」;国政の大首絵―歌川国政「初代岩井粂三郎の島原の禿わかば」;初期の大々判丹絵―初代鳥居清倍「市川団十郎の竹抜き五郎」)
第3章 名所絵の考証(北斎の名所絵―葛飾北斎「富嶽三十六景 凱風快晴」と「富嶽三十六景 山下白雨」;広重の名所絵―歌川広重「木曾海道六拾九次之内 恵智川」)

著者等紹介

浅野秀剛[アサノシュウゴウ]
1950年秋田県生まれ。立命館大学理工学部卒業。千葉市美術館学芸課長を経て、現在、大和文華館館長。国際浮世絵学会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

9
浮世絵の中に仕込まれた言葉やその絵を描いた絵者や時代、風俗すらも考察に入れて検証するため、作者も結論はまだ導き出せていないことを表明しているため、面白そうだけど本当に大変そうです。学問の楽しさと辛さにもこの本でまざまざと知ることができました。2010/10/27

さいと

3
美術史を学ぶ学生や彼らのように浮世絵を知りたいと思っている人向けに書かれただけあって、なかなか難しい。確かに帯にあるとおり考証入門ではあるが、浮世絵や江戸風俗に通じていないと苦しい。江戸の専門用語がごろごろしている。内容は、一枚の浮世絵に向き合った時に「いつ」「誰が」「何を」描いたのかを、どうやって専門家は調べるのかがこと細かに書かれているのである。難しいと言って二の足を踏むよりも、事典やネットで調べながら読むのも楽しいと、そう思えた。2010/07/16

やまぐてぃ

1
浮世絵がいったいいつ描かれ、それが何を描いているのか。浮世絵から読み取れる手がかりを拾い上げ、同類の絵や当時の文字資料と照らし合わせ、丹念に論証を重ねていく。それが絵画の考証というものだ。本書では、その過程がとても丁寧に描かれている。難しい。2014/01/27

スエ

1
帯には「こんなにおもしろい名画の考証入門」ということで、写楽展のおさらいも兼ねて読んでみたんですが。。自分にはまだ早いわ。難しすぎて。というか考証なだけあって内容かたすぎるんだもん。2011/06/08

ぷくらむくら

1
考証って結構大変なんですねぇ。2010/10/11

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