講談社現代新書<br> 中国経済の正体

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講談社現代新書
中国経済の正体

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  • サイズ 新書判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880473
  • NDC分類 332.22
  • Cコード C0233

内容説明

成長か?崩壊か?これからを読む超入門書!市場の特殊性、米中関係、環境問題、地下経済の闇。現状から未来予想まで、データ満載のガイドブック。

目次

第1章 中国経済最前線―なぜ中国経済は最強と言えるのか?
第2章 G2時代の米中関係
第3章 地球温暖化問題と中国経済
第4章 「人口ボーナス」と中国経済
第5章 中国の経済統計は信用できるか
第6章 日本は中国とどう付き合っていくのか

著者等紹介

門倉貴史[カドクラタカシ]
1971年、神奈川県に生まれる。1995年慶應義塾大学経済学部卒業。銀行系シンクタンク、生保系シンクタンク等を経て、2005年にBRICs経済研究所を設立。現在は同研究所の代表を務める。日本において初めて地下経済の研究に取り組み、地下経済に関する著作も多い。また、ワーキングプア関連の啓蒙書も多数発表している。同志社大学大学院非常勤講師。講演、メディアでの発言が注目されている気鋭の経済学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むとうさん

4
リーマンショック後の中国経済が好調(に見える)な理由と、今後の世界のパワーバランスがどうなっていくかというおおざっぱなまとめ。2010年に出た本として今読むと、ユーロショックを軽視しすぎ+意外と中国の景気が過熱しすぎだったことが明らかに、という感じかな。何かすごく真新しい知見が詰まった本というわけではないのだけど、環境や人口、果ては地下経済から統計捏造まで網羅されているので、「中国経済入門」としては良い本。バランス感覚的な意味で。2012/02/22

quibbler1106

3
これから良くも悪くも世界経済のトップに立つ中国。この国にジャパニーズビジネスマンはどう対峙していくべきなのか。参考になる示唆に富んだ本だった。2018/02/16

Riopapa

2
2010年に出版されたものなので、その後の日中関係にはかなり変化が見られる。中国への日本企業の進出は鈍化するだろうし、軍事的な緊張はますます高まるだろう。中国の経済成長が鈍り、格差が残された時に、中国国内がどのようになるか、気をつけて見ておく必要がある。2013/02/02

shiiko

2
中国経済の状況をざっと説明してくれている。が、変動のスピードが早いので、発行の2010年より状況もだいぶ変わってきてるかな。ユーロ安や震災もあったし。中国バルブはとっくにはじけてるって説もあるしね。一人っ子政策の部分なんかは面白く読めた。2012/04/30

yasuaki7703

2
入門編。中国のことは網羅的に分かるし、特に国を挙げて統計をごまかしているあたり、聞いてはいたけど具体的な数字で見せられるとわかりやすい。正体というぐらいで、批判的トーンなのかなと思いきやそうではない。全体を通して比較的ニュートラルだった。2010/06/17

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