講談社現代新書<br> はじめての言語ゲーム

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講談社現代新書
はじめての言語ゲーム

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062880046
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0210

出版社内容情報

世界のあらゆるふるまいを説明しつくそうとしたヴィトゲンシュタインの言語ゲーム論は、いかに生まれ、どんな思想なのか?もっともわかりやすいヴィトゲンシュタイン入門書。
世界のあらゆるふるまいを説明しつくそうとしたヴィトゲンシュタインの言語ゲーム論はいかに生まれ、どんな思想か?
18万部を超える『はじめての構造主義』著者による、きわめて平易な哲学入門です。

第1章 ヴィトゲンシュタインのウィーン
第2章 数学の基礎
第3章 ケンブリッジの日々
第4章 『論理哲学論考』
第5章 放浪の果てに
第6章 言語ゲーム
第7章 ルール懐疑主義
第8章 1次ルールと2次ルール
第9章 覚りの言語ゲーム
第10章 本居宣長の言語ゲーム
第11章 これからの言語ゲーム


橋爪 大三郎[ハシヅメ ダイザブロウ]
著・文・その他

内容説明

世界のあらゆるふるまいを説明しつくそうとしたヴィトゲンシュタインの言語ゲーム論は、いかに生まれ、どんな思想なのか?きわめて平易で刺激的な哲学入門。

目次

第1章 ヴィトゲンシュタインのウィーン
第2章 数学の基礎
第3章 ケンブリッジの日々
第4章 『論理哲学論考』
第5章 放浪の果てに
第6章 言語ゲーム
第7章 ルール懐疑主義
第8章 1次ルールと2次ルール
第9章 覚りの言語ゲーム
第10章 本居宣長の言語ゲーム
第11章 これからの言語ゲーム

著者等紹介

橋爪大三郎[ハシズメダイサブロウ]
1948年、神奈川県に生まれる。1977年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、東京工業大学教授。社会学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

踊る猫

29
ずいぶん「俗っぽい」雰囲気だなあ、と思いつつ読む。身も蓋もないというか、難解なウィトゲンシュタインをここまで噛み砕いて解説するとは、とその(著者らしいといえば著者らしい)知的な野蛮さに呆れるやら感心するやら。だが、ここで開陳される私たちがどうしたって外に出られやしない「言語ゲーム」の本質は、この本が指し示した地平を更に超えてもはや個々人が自分自身の閉じた「言語ゲーム」の中を生きている時代だからこそ、ある種の苦味とともに読み返して肝に銘じなければならないのかもしれない。「哲学」したい人にはうってつけの一冊だ2022/06/22

そふぃあ

28
ヴィトゲンシュタイン難しかった。でも、会社で「〜に係る○○」とか「掲題の件につきまして〜」とかいう言い回しを使ったり、理解してないのに賃貸借契約がどうのこうのメールしてると、あぁ言語ゲームしてるのかなぁと思ったりする。でも、ヴィトゲンシュタインは言葉では真理をあらわすことはできないと考えていたらしいので、彼の哲学を言葉で記述しようとすればするほど、彼が本当に考えていたことからは遠のいていくんでしょうね。2018/09/05

禿童子

25
数か月前にヴィトゲンシュタインの『哲学探究』にチャレンジして挫折した「言語ゲーム」が何を意味しているのかを噛み砕いて説明している。非常にやさしい語り口調で書かれているのでよくわかると言いたいところだが、繰り返し読んでも言っている内容をつかめたという実感がない。橋爪さんは、本居宣長の国学など、いろんなことが言語ゲームで説明できると、言語ゲームの素晴らしさを説いている。たぶん、本書は、『言語ゲームと社会理論』(1985年)という橋爪さんの主著の簡略版だろう。では、その本を読んでみないといけないのかしら(笑)2019/09/03

ヒダン

20
ヴィトゲンシュタインの哲学が面白いのは、世界の真理を探る哲学でありながら、私の実感との闘いの末に練り上げられたものだからだろう。自分でも慣れないシチュエーションで普通の振る舞い方だと思われる振る舞いをやってみて、まるで死神の千葉のようだと思うこともある。これって言語ゲーム的だし、そのときのちぐはぐ感はクワス算みたいなもんなんだろう。著者の書きたいことを書きすぎているようにも感じるが、前向きなメッセージで締まるいい読み物だった。2018/07/03

mm

20
私に集合論は(-_-;)まぁ、そこは置いといて、論理哲学論考の印象は論理学のようであり哲学のようであり宗教のようでもある。この本が書かれた必然の理というかヴィトゲンシュタインの伝記的部分が面白かった。ヒトラーと高校で同級生だったという運命の悪戯にも驚かされる。言語ゲームについては、わかったような気がするけど、うまく説明できない。この状況が言語ゲーム的なんだけど。規則(ルール)に従った、人びとのふるまいを言語ゲームといい、その中で言葉はルールによって事物と結びつけられている。理論ではなく基本的事実である。2017/06/01

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