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講談社現代新書
越境者的ニッポン

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  • サイズ 新書判/ページ数 197p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879873
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

内容説明

愛国心、メディア、教育、ドラッグ、賭博…だから日本人は世界で笑われる!話題の痛快コラム、待望の新書化!生涯一ろくでなしを目指す博奕打ちが愛する母国を心から憂えた魂の一冊。

目次

序 日本国民は無知になってしまったのだろうか?
第1章 世界にひとつの神の国?
第2章 ろくでなしの教育論
第3章 世界の常識、日本の非常識
第4章 これを法治国家と呼べるのか?
第5章 欲望は欲望を欲望する

著者等紹介

森巣博[モリスヒロシ]
1948年生まれ。現在、オーストラリアを本拠地とし、世界中の賭場を攻める博奕打ち、兼業作家。94年度全豪牌九選手権者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たくのみ

13
世界を旅する博徒を標榜する森巣氏。 ナナメから見た目線で批判する現代ニッポンの在り方だが、恐ろしいほど正論。国家による殺人である死刑制度、レイシズムの放置、ギャンブル放任、公共放送の権力のマウスピース化、そして、「資本主義の本質は博打である」。中にはちょっと違うかな、という点もあるけど、そんな気持ちごと、自称「チューサン(中学3年)」目線のおじいさんに、バッサリ斬られるというのも面白い。2014/08/09

こーき

2
役人も政治家も裁判官もクソッタレだと思うが、やはりそれを野放しにしているマスゴミがこの日本が沈没していく元凶である、と考えさせられる一冊。2012/06/14

nyagogo

2
ジャーナリストを志す者は覚えておかなければいけない話。国際標準に合わせなきゃいけないわけじゃないけど、間違っていることは間違っていると声をあげられるようになりたい。2011/03/02

愛希穂

1
『日本を滅ぼす〈世間の常識〉』 を読んで面白かったので、これも読んでみましたが、これもよかったです。 本を読んでいて、私も「疑問を発せられない」無知な人間だったのだなと、身に沁みました。 「日本は法治国家なのか?」との著者の問い。 法治国家とは言えない日本。その事例や理由をあげていますが、 一般庶民がやれば「犯罪」、公務員や大企業の職員がやれば「不祥事」 これが、そのことをよく表…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2011/12/08

げんなり

1
全てに同意出来る訳でもないが、この小気味よさには脱帽する。雀鬼とか勝負とかの文字の世界に憧れる気持ちもある。越境者たちを読んだ時には、本当にこういう生き方があるのかと、自分の世界認識の貧弱さに呆れた。ともあれ、自分で考えるためにはそれなりの知識と経験が必要なのだと痛感。豊富なそれに裏打ちされているから、著者の意見は強いのか?2015/07/18

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