講談社現代新書<br> モテたい理由―男の受難・女の業

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講談社現代新書
モテたい理由―男の受難・女の業

  • 赤坂 真理【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2007/12発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879217
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0236

出版社内容情報

次々に現れては消える理想のライフスタイル。女性ファッション誌に伏流する主題を、グルーブ感あふれる文章で明快に読み解く。もう疲れたよ……でも、止まれない。女たちを包囲する“モテ”の真実! モテ服にモテ子……女性誌はなぜ「モテ」を大合唱するのか? エビちゃんブームの深層、蔓延する自分語りの文法から恋愛至上主義とオタクの関係まで、混迷する男女の今をえぐる! (講談社現代新書)

第1章 女の目から見た世界
第2章 獰猛な恋愛資本主義
第3章 蔓延するライフスタイル語り
第4章 女子が生きるファンタジー
第5章 ライフスタイルの先祖たち
第6章 男たちの受難
第7章 女という水物相場
終章 戦争とアメリカと私


赤坂 真理[アカサカ マリ]
著・文・その他

内容説明

もう疲れたよ…でも、止まれない。女たちを包囲する“モテ”の真実。

目次

第1章 女の目から見た世界
第2章 獰猛な恋愛資本主義
第3章 蔓延するライフスタイル語り
第4章 女子が生きるファンタジー
第5章 ライフスタイルの先祖たち
第6章 男たちの受難
第7章 女という水物相場
終章 戦争とアメリカと私

著者等紹介

赤坂真理[アカサカマリ]
1964年東京都杉並区生まれ。1990年、ある面接に行くと、社長が発行していたアート誌『SALE2』の編集長を任される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヴェネツィア

328
「女性誌ウオッチャー」を自任する赤坂真理さんの抱腹絶倒社会学。ここでの「モテ」は、一部に男性篇はあるものの、大半は(主として若い)女性たちの欲望と羨望を俎上に乗せたもの。その分析はなかなかに適格だ。例えば「社会が市場を失ったとき、小さなものを束ねるという発想の転換が訪れた。そのとき、女性とその願望であるモテが、一気に可視化されたように思う」といった視点など。時としてことさらに強引に語ってみせるのだが、そこはまた彼女の用意した陥穽である。反論の余地を大いに残してあるのだ。9年前の著作だが、古びてはいない。2016/12/19

つきかげ🌙

33
この本は多少まとまりの悪い本だ。最初に戦争の話。男と女の違い。女性誌に載る恋愛観。読者モデル。芸能人のゴシップ。結婚。出産。そして最後に戦争の話。ところどころ説明がよくわからないところがあったが、おおまかに楽しめたので良かったとしよう。2019/03/01

Yukicks

26
女の歓び…グループの中で自分がいちばん多くの異性の目を集めながら、最高の(自分の意中の)一人から(ステディあるいは結婚の)プロポーズをもらえること。自分は餌をまき(体のラインを強調してみせたり胸の谷間をほのめかしたりする、など)、獲物を待つ。そして目当ての獲物がかかったとき。そして言わせたいひと言を、「相手の意思で」言わせたときの歓び……。これが女性が最も達成感を感じるゲームのストーリー、女の全能感のシナリオである。ああ、受け身の攻撃性。―本文より2013/02/18

魚京童!

24
モテとは、関係性(特に異性との)において優位に立つことである。2014/12/06

しゅん

21
赤坂さんって政治的な問題を思考する硬派な小説家というぼんやりとした印象を持っていたけど、この本は途中までかなりライトな本。女性ファッション誌における女性自身のイメージを抽象しながら、そこに多量のツッコミを加えつつ、日本社会の見えない性格を炙り出していく。ただ、最終的にアメリカと天皇というイシュー、そして著者自身の留学体験の挫折感が大きく、重たい読後感が残る。ディストピア感が強い一冊。最後がつながっていないという感想もいくつか見るけど、その断片感こそが好きだと思う。2021/02/11

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