講談社現代新書<br> ニッポンの大学

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講談社現代新書
ニッポンの大学

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062879200
  • NDC分類 377.21
  • Cコード C0237

内容説明

激変する大学の流れが一目瞭然。

目次

日本の大学は世界で何番目か
入試倍率と偏差値の虚像
「最近の学生は」…を読み解く
女子大生という名の商品
就職は難しい
資格・採用試験にチャレンジ
まわりからの評価が気になる
大学教員、職場の群像
世界をめざす研究者
タレント教員の功罪
社会貢献か、目立ちたがり屋か
教育、研究資金を獲得する
社会に役立つ人材を送り出しているか
スポーツ選手が大学の名をあげる
大学の新しい展開

著者等紹介

小林哲夫[コバヤシテツオ]
1960年神奈川県生まれ。教育ジャーナリスト、フリーの編集者。1994年から『大学ランキング』(朝日新聞社)に編集者として関わり、今日に至る。ほかに『アエラムック』学問がわかるシリーズを担当。成蹊大学国際教育センター非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤枝梅安

27
筆者が「大学ランキング」の編集に携わりながら、「ランキング」とは? という自問自答を重ねてきたことがわかる。解説として神戸女学院大学教授の内田樹さんが文を寄せている。その中で気になった一節>つねに学生に対する不満といらだちに責められているナーバスで不機嫌な教師から学生が学び取ることができるのは「つねに不満といらだちに責め立てられているナーバスで不機嫌な人間」の生き方だけである。>◆自分の仕事に対する姿勢や生徒に対する姿勢を考え直すチャンスとなった。2010/12/02

mitei

20
大学時代を思い出しながら読めた。ランキングのところを眺めてるだけでも面白い。2011/06/02

ゆうこ

7
読みやすいし、わかりやすい。これから大学に行く人におすすめです。でも別に行かない人にもおすすめ(笑)大学のあり方、というか、そういう観点からみることができるのか、と思ってそっちに興味を持った。近年の大学事情を知れてうれしかったです。自分が行く大学の名前があったらやっぱり嬉しいですね!2010/12/27

くりのすけ

6
大学を偏差値以外の方法でランク付けしている。就職率など数字のマジックで上位にくる学校も出てくるということもわかる。論文引用など様々な分野で活躍している大学が知れたのは興味深い。広い視野で大学に切り込んだユニークな本だった。2015/09/29

遠藤三春

6
結構面白かった。まず、ネットでもたまに見かける『タイムズ』をはじめとする海外の「世界大学ランキング」はどのような指標の取り方をして数値化したかわからないということ。それから、日本の各大学での特色、就職先、退学者、入試形態、外部評価、芸能人輩出、広報活動、論文引用など様々な分野で活躍している大学をランキング式で紹介解説考察している。私の大学の教授月給も上位に入っておりうはーとなった。ランキングの是非も問われるが、広い視点から大学を見ることが出来た。2013/01/01

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