講談社青い鳥文庫<br> 風の館の物語〈3〉館を狙う物

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講談社青い鳥文庫
風の館の物語〈3〉館を狙う物

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  • サイズ B40判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062853552
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8293

出版社内容情報

千夏の父・千昭が10年ぶりに帰ってきて、突如「風の館」に不穏な空気が流れはじめる。「風の館」にしのびよる邪悪な闇の正体とは?地元の人たちが「風の館」と呼ぶ屋敷で、洵は幽霊の洵吾をはじめ、二本足で立ってしゃべる猫、意地悪なカラス、動く鎧武者など、奇妙なものたちに出会い、不思議な体験をする。
この館には二つの世界が重なっていて、彼らはもう一つの世界の住人なのだ。そして二つの世界を行き来できるのは、風と洵だけなのだという。
年末のある日、洵は町で顔のない男に出会う。さらに、行方不明だった千夏の父・千昭が10年ぶりに風間家に帰ってきて、「風の館」に不穏な空気が流れはじめる。

あさの あつこ[アサノ アツコ]
著・文・その他

山田 J太[ヤマダ ジェイタ]
著・文・その他

内容説明

年末の大掃除を終え、町に出かけた洵は、商店街で謎の男に出会った。その男の顔は、ぽかりと穴があいたように黒い空間になっていたのだ。不吉な予感が広がるなか、行方不明だった千夏の父・千昭が10年ぶりに風間家に帰ってくる。実業家として成功したという千昭は、千夏と果歩に「この屋敷から出ていっしょに暮らそう。」と言うのだが―。小学中級から。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年、岡山県生まれ。青山学院大学卒業。『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞をそれぞれ受賞。『たまゆら』で第18回島清恋愛文学賞を受賞

山田J太[ヤマダジェイタ]
千葉県生まれ。漫画家兼イラストレーターとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。