講談社・文学の扉
風の館の物語〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 230p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784062832120
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

猫がお茶をいれ、カラスが笑う、風が命をもって吹きわたる。そうだ、ここは『風の館』なんだ。なにが起こったって不思議じゃない。
あさのあつこ×百瀬ヨシユキによるコラボレーション、待望の最新刊!

次々と不思議な現象が起こる『風の館』で、ある日、妹の沙菜の姿が見当たらなくなった。沙菜を捜しに千夏と一緒に母屋にあがった洵は、奥の納戸で謎の鎧武者に襲われ、足を滑らせ階段を転げ落ちてしまう……。

あさの あつこ[アサノ アツコ]
著・文・その他

百瀬 ヨシユキ[モモセ ヨシユキ]
著・文・その他

内容説明

次々と不思議な現象が起こる『風の館』で、ある日、妹の沙菜の姿が見当たらなくなった。沙菜を捜しに千夏と一緒に母屋にあがった洵は、奥の納戸で謎の鎧武者に襲われ、足を滑らせ階段を転げ落ちてしまう…。小学上級から。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年、岡山県生まれ。青山学院大学卒業。1991年、『ほたる館物語』でデビュー。『バッテリー』で第35回野間児童文芸賞受賞。『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞受賞。岡山県在住

百瀬ヨシユキ[モモセヨシユキ]
1953年、東京都生まれ。高畑勲監督作品『火垂るの墓』(1988年)でのレイアウト・作監補佐を機に、スタジオジブリへ。以降、『おもひでぽろぽろ』(1991年)、『平成狸合戦ぽんぽこ』(1994年)で絵コンテ作画を担当。『ホーホケキョ となりの山田くん』(1999年)では演出として新たな映像表現を作り上げ、『ギブリーズ episode2』(2002年)で劇場作品初監督を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mizuki

3
ちょっと、不穏な雰囲気が出てきました。主人公は何からこの館を守るのか?時間を読まねばです。2015/04/13

はるき

3
妹と二人で移り住んだのははお化け屋敷!?あさのあつこヒロイン特有の筋が通った元気な洵。どんなに心を揺さぶられても、本当に大切なものを見失わない強さが魅力的だ。風の館にはまだまだ謎がありそうだが、このヒロインなら大丈夫だと安心して読んでいける。生活していく中で人の温かさに触れ、もう一歩成長していく若木はどこまでも瑞瑞しい。2013/11/20

バニラ風味

3
だんだん、見えてきた館の不思議。他人が見ているものと、自分が見えているものは違うことがわかってきた洵。悪意のあるもの、そして、その悪意を阻止しようとする存在。でも、現実の世界で、それを感じることができるのは…。大事な妹がいるからこそ、がんばれる主人公。人って全くの一人だったら、「がんばる」って事、難しいのかも知れない。2013/08/05

ふみ

3
どんどん出てくる人ならぬものたち。それを自然に受け入れられる洵は、やっぱり特別な何かをもっているんでしょうね。でも、やっぱり12歳の女の子。決して完璧じゃないし、失敗もする。この、主人公への親近感と憧れがあるから、ティーンズ向けのお話はぐいぐい読めちゃうんですな。さぁ、次いこ~。2013/04/20

さちこん

1
なんと面白い!続きが気になります。2017/09/26

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