• ポイントキャンペーン

爆笑問題のニッポンの教養―平和は闘いだ 平和構築学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 139p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062826181
  • NDC分類 699.63
  • Cコード C0031

出版社内容情報

判型:新書判
頁数:144p
造本・体裁:仮製・薄表紙・カバー

武装解除のプロが語る現代の「戦争と平和」

紛争はなぜなくならないのか? シエラレオネ、東ティモール、アフガニスタンで紛争処理、武装解除にあたった「紛争屋」が語る平和構築の現場、そして憲法9条。

内容説明

紛争解決、憲法9条、海外派兵…何が「正義」か。

目次

プロローグ 大学の先生?活動家?
第1章 「紛争屋」になるまで
第2章 平和の学び方
第3章 憲法9条と国際貢献
第4章 「正義」をとるか、「平和」をとるか
第5章 遠い未来の夢より、いまこの時

著者等紹介

太田光[オオタヒカリ]
1965年生まれ。日本大学芸術学部中退。1988年、田中裕二と爆笑問題を結成。ゴールデン・アロー賞芸能賞、浅草芸能大賞新人賞、2006年には、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞

田中裕二[タナカユウジ]
1965年生まれ。日本大学芸術学部中退。1988年、太田光と爆笑問題を結成。ゴールデン・アロー賞芸能賞、浅草芸能大賞新人賞、2006年には、芸術選奨文部科学大臣賞などを受賞

伊勢崎賢治[イセザキケンジ]
平和構築学者。1957年東京生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。インド留学中、インド住民の居住権獲得運動に携わる。国際NGOに身を置きアフリカ各地で活動後、東ティモール、シエラレオネ、アフガニスタンで紛争処理を指揮。現在、東京外国語大学大学院地域文化研究科教授。平和構築・紛争予防講座を担当。NPO法人「難民を助ける会」副理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amabiko

2
シエラレオネやアフガニスタンの武装解除を指揮した日本人がいたことを初めて知った。空理空論ではない、実際の行動に基づいた「平和」に対する見解は説得力十分。歴史に残る偉業を成し遂げた著者なのに、その行動美学が「自身がやったこととか、書いたものとか、それがどういう評価を得るのかなっていうふうに考えながら何かをする」ことは「最もセクシーじゃない」とのこと。2014/03/26

遠山太郎

1
平和は闘いだー平和構築学。ダブルスタンダードなアメリカは紛争地帯の青年ボランティアをかなりスタンダードにしてたはず。もっと日本もあるべきなんだ。もっとこの問いが響くべきなんだ。「平和とは夢でしょう?。だって実現したことがないのだから。何の罪もない一般市民が、自分に責任のない理由によって大量に死ぬ。そんな状況があっていいわけがないではないですか。それを防ぐのは学問に課された使命だと思ってますよ。とりわけ社会科学系の学問の使命は、過去からの教訓をいかに人類の公益に活かすか、それに尽きるでしょう?違いますか?」2016/05/22

FUKU

1
本シリーズでたまにある、太田氏の問答がちゃんと噛み合っている回。綺麗事ではない、現実解としての平和と憲法9条を含めた理想の話。最近、日本国外での紛争に対し、日本としての関わり方を考えさせられるような出来事が多い中、もっと至近距離で事態を見てきた方が、ぶっちゃけてくれます。他人に薦められる、この内容を知らずして簡単に平和って語れない、そんな回でした。2015/03/03

yori

1
★★★★☆ 「平和は闘いだ」というのはまさに言い得て妙なのです。。。2011/05/18

オランジーナ@

0
武力の必要性は認めるが理想としての憲法9条は必要でそこに近づく努力が必要。紛争や戦争が無くなるのはまだまだ難しいようである。2014/10/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/45933
  • ご注意事項