内容説明
ホーム選びの極意を伝授。人生90年時代。高齢者のほぼ全員が車椅子の生活や認知症となる。要介護期間は多くが10年以上。家族介護が困難になった今、自らの人生を豊かに生ききる知恵がここにある。
目次
第1部 介護保険はじり貧で、家族介護は崩壊(「介護は一〇年」がふつうになった;家族介護は崩壊の道へ ほか)
第2部 残された選択肢は、有料老人ホームだけ(大いに役立つ有料老人ホーム;誇大広告にだまされるな―公正取引委員会が定めた広告ルール ほか)
第3部 認知症(痴ほう)の介護で、ホームの実力がわかる(誤解だらけの認知症;認知症の介護はむしろ楽 ほか)
第4部 ホーム選びの勘どころと、豊かに生きる知恵(集団生活の息苦しさをどう避ける;有料老人ホームの見学や体験入居の極意 ほか)
著者等紹介
滝上宗次郎[タキウエソウジロウ]
1952年、東京都生まれ。有料老人ホーム「グリーン東京」社長、東京女子医科大学(先端生命医科学研究所)非常勤講師。一橋大学経済学部卒業後、三菱銀行調査部に勤務。聖路加看護大学特別講師(医療経済)、一橋大学非常勤講師(産業組織論、現代経済学)をつとめる。公正取引委員会「有料老人ホームの広告検討会」など、数多くの公職も歴任。とくに橋本内閣の6大改革の一つである社会保障において、経済審議会「医療・福祉作業部会」座長、政府の行政改革委員会参与(厚生省担当)などの要職にあって、現在の社会保障改革の青写真を描いた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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