• ポイントキャンペーン

講談社biz
ドラッカー最後の言葉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 167p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062821384
  • NDC分類 304
  • Cコード C0034

出版社内容情報

「日本が直面している問題は、経済の停滞ではありません。問題は、あなたたちの国がグローバル化した情報に基盤を置く世界経済=情報経済の進展の中で、ひどく立ち後れてしまっている点にあります。今後の世界経済の中で、日本が最も苦労する国になるでしょう」――経営思想の巨人は、2005年11月にこの世を去る4ヵ月前に、インタビュアーの前でこう厳しく語りました。いま振り返ると、この発言は日本のガラパゴス化問題の到来を予言していました。しかし全体を通じて、21世紀の日本が世界のメインパワーに復活する条件を、ドラッカーは確信に満ちた言葉で示してもいたのです――。

本書は、最晩年のドラッカー氏に対するジャーナリスト大野和基氏の2回のインタビューをまとめ2006年1月に刊行してベストセラーとなった『ドラッカーの遺言』を、新書サイズで再編集したペーパーバック版です。前著はドラッカー思想の根幹をコンパクトにわかりやすく理解できると好評でした。最近のリバイバルブームでドラッカーに関心が高まっているこの機会に、いま現在の視点から内容を再構成し、もっと多くの方にその思想の素晴らしさを味わっていただきたく、価格を押さえたハンディサイズの本にしました。

【もくじ】
第1章 有能なリーダーは「何をすべきか」を考え抜く
第2章 知識労働者の生産性を上げることだけが意味を持つ
第3章 保護主義という「変化の拒絶」は情報革命に敗れた
第4章 グローバル化を語る時、人は「情報」について語っている
第5章 日本は情報経済の立ち後れから脱出せよ
第6章 自分の強みに磨きをかけ個人のイノベーションを起こせ


ピーター・F・ドラッカー
1909年、オーストリア=ハンガリー二重帝国の首都・ウィーン生まれ。フランクフルト大学卒業後、経済紙の編集記者等を務め、ロンドンでの金融機関勤務を経てアメリカに移住。1943年にゼネラル・モーターズ(GM)のコンサルティング業務を請け負い、その研究成果をまとめた『会社という概念』を出版。以降、経営に関する数々の著作を刊行。他に先駆けて来るべき社会の将来像を提示し、その時代の変化に合わせた経営コンセプトと手法を次々に編み出す。ビジネス界に最も大きな影響を与え続けた経営思想家。2005年11月11日永眠。

第1章 有能なリーダーは「何をすべきか」を考え抜く
第2章 知識労働者の生産性を上げることだけが意味を持つ
第3章 保護主義という「変化の拒絶」は情報革命に敗れた
第4章 グローバル化を語る時、人は「情報」について語っている
第5章 日本は情報経済の立ち後れから脱出せよ
第6章 自分の強みに磨きをかけ個人のイノベーションを起こせ


ピーター.F・ドラッカー[ピーター.F ドラッカー]
著・文・その他

窪田 恭子[クボタ キョウコ]
翻訳

内容説明

世を去る4ヵ月前、ドラッカーが明快に語り尽くした日本の未来、人間の生き方。いま何をすべきか。「新しい時代」を生きる希望のメッセージ。

目次

第1章 有能なリーダーは「何をすべきか」考え抜く
第2章 知識労働者の生産性を上げることだけが意味を持つ
第3章 保護主義という「変化の拒絶」は情報革命に敗れた
第4章 グローバル化を語る時、人は「情報」について語っている
第5章 日本は情報経済の立ち後れから脱出せよ
第6章 自分の強みに磨きをかけ個人のイノベーションを起こせ

著者等紹介

ドラッカー,ピーター・F.[ドラッカー,ピーターF.][Drucker,Peter F.]
1909年、オーストリア=ハンガリー二重帝国の首都・ウィーン生まれ。フランクフルト大学卒業後、経済紙の編集記者等を務めた後、ロンドンでの金融機関勤務を経てアメリカに移住。43年にゼネラル・モーターズ(GM)のコンサルティング業務を請け負い、その研究成果をまとめた『会社という概念』を出版したのを皮切りに、以降、経営に関する数々の著作を刊行。他に先駆けて来るべき社会の将来像を提示し、その時代の変化に合わせた経営コンセプトと手法を次々に編み出してきた

窪田恭子[クボタキョウコ]
1974年、神戸生まれ。神戸女学院大学文学部英文学科卒業。英国・ケント大学大学院現代文学科修士課程修了。フリーランス翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3
ドラッカーさんの人柄にも触れる事が出来た。あんな激動の国に産まれたのね。やはり強く影響されているとの事。 どれ程の称賛を得ようとも決して驕ることなく、生涯を通じて慎ましい生活を貫き、自らの責任で繰り返し学習に努めた人。2017/09/01

Sei.Kei

2
ドラッカーに感銘を受けた時の最新刊の本が、この本でした。 大学生ぐらいの時に読み、中国、インドをを意識し、海外で3年間働くことを決めた理由となる本です。本著の中に書いてある通り、確かに海外での生活を経験し、日本に帰ると、多様化した視点を持つことはできました。 しかし日本に帰国がそういった視点を生かす機会は無く、残念ながら現状の私は社会で底辺で生きているような生活状態です。中に書いてある知哲の崇高な考えと、現状の自分のギャップが悲しくなる、私にとって苦い思いを抱く一冊の本になります。2019/11/15

Ken39

2
ドラッカーの遺言のような本。なかでも、自分の得意、不得意を熟知して、不得意なことには決して自ら手掛けないことを徹底するのが有能なリーダー。との言には含蓄がある。2016/02/08

はるゆう

2
再読した。自分の長所を伸ばすこと、「問題重視型」から「機会重視型」へ、という2点が印象に残った。自分に当てはめて考えたとき、この2点がどういう行動をとることに相当するのか、いろいろ考えてみる。2014/06/01

fukura

2
自分の得手・不得手を熟知する2010/10/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/624032
  • ご注意事項