講談社biz
不謹慎な経済学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062820813
  • NDC分類 330.4
  • Cコード C0033

内容説明

気鋭のエコノミストが教える「正しい暴論」。常識のウソとデタラメを徹底的に暴く!パリス・ヒルトン、天下り官僚、オーラルセックス、格差問題、テロリスト、オリンピック、ツンデレ萌え、そして日本銀行…知恵と笑いと毒ですべての問題をズバリ解き明かす新しい経済学、ここに誕生。

目次

パリス・ヒルトンが刑務所で得たもの
人間関係が希薄化したのは、みんなが望んだからだ
オーラルセックスとエクスタシーの経済学
社会保障はテロリストのおかげで生まれた
官僚の天下り、本当は正しい!
ニートもハケンも、役人の利権を生むだけだ
経済の安定は攻撃的ナショナリズムを和らげる
ボランティアを義務化すると、経済格差が拡大する
最低賃金を引き上げると、失業も雇用も悪化する
ノーベル賞受賞者は、なぜ人種差別主義者と呼ばれたのか
アルファブロガーはラーメン屋に行列する人と同じ
リークと無責任の海に沈んでいくトンデモ中央銀行
クーデターが戦前の日本をデフレ地獄に突き落とした
「主権在米経済」が失われた10年に幕を下ろした
W杯や五輪が終わると、開催国は不況になる
世界最大の債務国アメリカの経済はいつ崩壊するのか

著者等紹介

田中秀臣[タナカヒデトミ]
1961年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科単位取得退学。現在、上武大学ビジネス情報学部准教授。専門は経済思想史・日本経済論。「リフレ派」経済学者の代表的な論客として、各メディアで積極的な発言を続けている。サブカルチャーにも造詣が深い。『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社)で第47回日経・経済図書文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海星梨

6
90頁脱落。「従来の経済学とはちがうものを打ち立てる」というのは本当に前書きだけ。「こういうのもあって……」という紹介以外に内容がなさすぎ。引用になってないといけないのに、八割くらいそういう他人の書籍や論文の内容を述べるだけで、気の利いた文章でオトそうとし、著者の考えとか論じたいことは零。紹介としてさえ中途半端で、紹介というのも書籍紹介本に失礼。一章の時点で読むの辞めれば良かった。というか、前書きの時点で文章下手やなとは思ったんだよね……。そういう勘って大事。扇動的なタイトルで中身スカが多いよね経済学。

やす

4
思ったよりまじめな経済学の本。内容は良かったがタイトルと合っていない気がする。2022/07/31

ケルトリ

3
何が言いたいのかよく分からなかった。 取りあえず最近の日本は『将来が不安』という意識が国全体に強力に浸透していることもあって、大停滞に陥っているということだけは理解できた。2019/12/18

ゆうき

3
題名に惹かれて読み始めました。ヤバイ経済学と同じような感じかと思っていたら、そうでもなく。また若干経済学の概念が含まれているため、そのへんの知識が無いと読むのに疲れてしまうかもしれません。2015/03/12

oko1977

1
天下りは先入観で悪いことだと決め付けていたが、経済効率性をあげる場合もあるという話には目から鱗だった。著者も2000年以降の日本の不況は日銀の失策であり、軽いインフレがちょうどよい派であるようだ。2012/09/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/480235
  • ご注意事項