出版社内容情報
世界唯一の大国に対する、最も現実的で最も思慮深い警告!
全世界で一大センセーションを巻き起こした衝撃の書、ついに上陸!日本版オリジナルの「終章」を書き下ろし。
フクヤマが投げかける「岐路に立つ世界」への本質的問いかけ
●アメリカは「特別な国」なのか?
●アメリカの「善意」は、なぜ世界に受け入れられないのか?
●民主主義は本当にテロを抑止することができるのか?
●ブッシュ政権は本当にネオコンに乗っ取られているのか?
●聖戦主義テロリストは、本当に中東で生まれているのか?
●国連は役に立つ存在なのか?
フランシス・フクヤマ[フランシス フクヤマ]
著・文・その他
会田 弘継[アイダ ヒロツグ]
翻訳
内容説明
「ネオコンは変容した。もはや支持することはできない」―ウォルフォウィッツ前国防副長官らとともにネオコンの主流を歩み、クリントン政権時代には「対イラク強硬策」を主張した論客、フランシス・フクヤマが、“転向”を表明した。近視眼的なものの見方しかできなくなったアメリカの“弱点”を鋭くえぐり、危うい状態に陥った世界への新たな展望を示す本書は、洞察の深さと、精緻な論理構成から欧米で喝采を浴び、ベストセラーとなった。名著『歴史の終わり』以来の転換点に立つフクヤマの最新政治思想論。
目次
第1章 原則と分別を喪くした国
第2章 ネオコンの来歴
第3章 脅威とリスクと予防戦争
第4章 疑いの眼を向けられるアメリカ
第5章 アメリカの限界
第6章 新しい世界秩序を求めて
第7章 新たなる外交政策
終章 二〇〇六年―イラク戦争が招いたもの
著者等紹介
フクヤマ,フランシス[フクヤマ,フランシス][Fukuyama,Francis]
1952年、アメリカ・シカゴ生まれ。コーネル大学で西洋古典学を学んだ後、ハーバード大学大学院で政治学博士号を取得。ランド研究所を経て、1981~82年と89年の二度にわたって米国務省政策企画部で中東、欧州を担当。89年11月のベルリンの壁の崩壊直前に、外交専門誌「ナショナル・インタレスト」夏季号に発表した論文「歴史の終わりか?」で世界中に大きな波紋を投げかけた。現在は、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)教授を務める
会田弘継[アイダヒロツグ]
1951年、埼玉県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業後、共同通信社に入社。ワシントン支局記者(1988~91)、ジュネーブ支局長(93~97年、99~2000年)、ワシントン支局長(2002~05年)を歴任した後、現在、編集委員兼論説委員。東京外国語大学非常勤講師(アメリカ現代思想・政治)、同志社大学一神教学際研究センター共同研究員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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James Hayashi
takao
KA
横丁の隠居
sekaisi