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バイアウト〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 397p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062820097
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「眠れる美女」は誰の手に? 怒濤のクライマックス!
破綻寸前に陥った世界的メーカーを狙う、日米のハゲタカたちの闘いは、いったいどんな結末を迎えるのか!?
「人生とは、逆風の中、崖の上を疾走することだ」
敵は世界最強の軍産ファンドと超大物財界人。追いつめられたゴールデンイーグル・鷲津に起死回生の一手はあるのか。巨弾経済小説、いよいよ怒濤のクライマックス!

推薦!
小室直樹氏(政治学者・経済学者)
「前期的資本の国・日本が一人前になるために、真に貴重な作品である」

内容説明

「人生とは、逆風の中、崖の上を疾走することだ」敵は世界最強の軍産ファンドと超大物財界人。追いつめられたゴールデンイーグル・鷲津に起死回生の一手はあるのか。巨弾経済小説、いよいよ怒涛のクライマックス。

著者等紹介

真山仁[マヤマジン]
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。読売新聞記者を経て、フリーランスとして独立。2003年、大手生命保険会社の破綻危機をスリリングに描いた長編『連鎖破綻ダブルギアリング』(共著・香住究名義、ダイヤモンド社)で小説家デビュー。以後、スケールの大きな意欲作を次々と発表。優れたエンターテインメント小説の書き手として注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chantal(シャンタール)

78
今回も面白かった!ビジネスの世界はよく分からないし、何億、何兆と言うお金が動く世界は私とは無縁の世界だけど、まじめに働く人が報われる世界であって欲しいなあ。最後の村岡の結末は爽快だった。そして結局最初の件はちゃんと解決しないまま、次号に持ち越しとなった。またすぐに次を借りて来なきゃ!ドラマも見たいなあ。大森南朋と綾野剛、どちらがより鷲津っぽいかなあ。2022/09/14

ジェンダー

53
後半もすごいですね。今回はアメリカとの全面対決。アメリカとしては軍需産業が常に一番でないと行けないというのはわかるけど壮大でリアルでいつか本当にありそうですごいです。しかもミリ波というのが車のブレーキサポートが現実に出て来ててこの本が予言めいていてすごいです。取材力が半端ないです。ハゲタカシリーズは全て読んでいるけどシリーズごとにスケールアップしてるような気がします。どこまで続くのか楽しみです。本当に狐と狸の化かし合いなんだと読んでいて思いました。2014/11/25

GaGa

37
正直先読みできる内容で今一つ楽しめなかった。この作者の本は多分初めて読むが、文章が硬く、今一つ小説としてなめらかに進まないので読みづらい。それと、チーム「ジングル」とかネーミングセンスも尋常ではないくらい稚拙。物語としても読み終えても正直最後までピンとこないまま終わった気がする。私にとっては残念な作品だった。2012/04/09

達ちゃん

23
最後はアメリカとの対決もありスケール大でしたが面白かった。個人的には貴子さんにもっと登場してもらいたいなあ。アランの謎、次も読まなければ。2016/02/03

LIBRA

15
やはり最初のハゲタカで受けた印象よりも感動は下がった感じですが・・シリーズならではの面白さがありました。 現実の会社や事件が浮かぶ程の買収劇でした。しかし後半は、予想以上にスケールが大きくなって行きました。 主人公の鷲津がちょっと荒れ狂う所もちょっと良かったです。 企業買収の色々な戦略がとても勉強になりました。腹黒い男性がいっぱい登場しま~す(笑) あぁ~まだシリーズは、続くんですが、図書館に続編が無い~~ パッションを忘れそうな人におススメで~す!2014/10/24

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