講談社+α文庫<br> ソトニ 警視庁公安部外事二課〈シリーズ1〉背乗り

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講談社+α文庫
ソトニ 警視庁公安部外事二課〈シリーズ1〉背乗り

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  • サイズ 文庫判/ページ数 432p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062816267
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

知られざる日本の闇、公安捜査の内実に迫る。現職のテレビ局記者が描く、渾身の諜報ミステリ、待望の文庫化公安ウラ作業班
中国スパイを殲滅せよ!

狡猾な中国工作員とスパイハンターたちの死闘。
国際諜報戦の全貌を描くリアル・ミステリ

中国の諜報機関・国家安全部の辣腕工作員と、警察に紛れ込んだ「潜入者」(ルビ・モグラ)の罠にかかり、公安部を追われた元スパイハンター・筒見慶太郎。だが、左遷先のニューヨークで発生した外務大臣毒殺未遂事件を機に、7年の時を経て再び彼らと対決の時が――。極秘の存在とされる公安部ウラ作業班の元精鋭たちが再び立ち上がる。これが国際諜報戦の現実だ!

プロローグ
第一章 隠蔽
第二章 絶望
第三章 理想
第四章 迷宮
第五章 覚悟
第六章 リーク
第七章 真相


竹内 明[タケウチ メイ]
著・文・その他

内容説明

中国の謀報機関・国家安全部の辣腕工作員と、警察に紛れ込んだ「潜入者」の罠にかかり、公安部を追われた元スパイハンター・筒見慶太郎。だが、左遷先のニューヨークで発生した外務大臣毒殺未遂事件を機に、8年の月日を経て再び彼らと対決の時が―。極秘の存在とされる公安部ウラ作業班の元精鋭たちが再び立ち上がる。これが国際謀報戦の現実だ!

著者等紹介

竹内明[タケウチメイ]
1969年神奈川県生まれ。慶應義塾大学卒業後、TBSに入社。報道記者として警察・検察を担当。オウム真理教事件、警察庁長官狙撃事件、政界汚職事件などを取材。のちニューヨーク特派員となり、イスラム過激派やストリートギャングなど米国の裏社会を中心に取材。現在、報道番組「Nスタ」のキャスター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

matsu04

24
中国によるスパイ工作の実態やその摘発を図る外事警察の暗躍ぶりが描かれており、興味深い。著者は仕事柄(TBS報道局)この方面に相当詳しいようで、豊富な知識をどしどし披露してくれる所は好ましいのだが、物語に深みを出そうと何もかも盛り込み過ぎ、詰め込み過ぎの感は否めない。2016/03/26

緋莢

17
元公安部で、現在は在ニューヨーク総領事館で警備対策官をつとめる筒見慶太郎。国連総会出席のためにニューヨークを訪れていた外務大臣の黒崎が、自室で意識不明で見つかるという事件が発生。毒物が絡んでいる事が後に判明する。筒見が事件の行方を追う内に、かつて、自分たちのチームを公安部から追い出した存在が浮かび上がり・・・2016/11/05

桃水

14
ブクログの献本企画にて。 先日、中国で日本人がスパイ容疑で拘束されたニュースをみて普段は読まないジャンルですがタイムリーなお話だと応募し、読んでみました。 なんともハードボイルドな内容でしたが、日本でも実際に何年、何十年と時間をかけて工作員が入り込んでこのような諜報戦が行われているかも知れないのかと考えると背筋が寒くなるような思いになりました。 兄弟の話が切なかったです。 新たな謎や敵が出てきてこれからの展開が気になります。2015/11/05

ごんちゃん

4
ゴリゴリの公安スパイものと言うより、殺人ミステリー色が強い。よく練られたストーリーで面白かったんだけど、物語の主軸が判りにくくて盛り上がりには欠けた。読んで1週間経つと、どんな話か忘れてる。続編に期待!2015/12/18

vagabond830

4
面白くてあっという間に読了。公安警察のエッセンスがたっぷり散りばめられながらも、登場人物のキャラがほどよく立っていて、いい「小説」になっていました。面白かった。欲を言えば各人の年齢感をもっと文中で感じたかった。キメすぎず、チャラけすぎず、きっちり映像化されたら面白いだろうなと。2015/10/27

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