講談社+α文庫
「出生前診断」を迷うあなたへ―子どもを選ばないことを選ぶ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062815314
  • NDC分類 495.5
  • Cコード C0177

出版社内容情報

頑張って生まれてきたいのちは、ほめられるべき。出生前診断がもたらすものは何か。不安を抱える親たちに伝えたい、産科医の実感。

頑張って生まれてきたいのちは、ほめられるべき。出生前診断がもたらすものは何か。不安を抱える親たちに伝えたい、産科医の実感。

内容説明

ダウン症の赤ちゃんを見つけるための優れた技術、新型出生前診断。まるでいのちの「検品」のようなこの検査は、産む人と赤ちゃんに何をもたらすのか。検査を受けるべきかどうか迷い悩む妊婦さんたちへ、そして、お腹の赤ちゃんや生まれたばかりの赤ちゃんに障害があるかもしれないと告げられたお母さんたちへ、「大丈夫ですよ」と伝えたい。ロングセラー『子どもを選ばないことを選ぶ』、待望の文庫化。

目次

1章 いのちを産む(出生前診断;ダウン症の子どもたち ほか)
2章 お母さんがよかったから生まれてきた―インタビュー=臨床遺伝医長谷川知子(病気だけではなく人を見る;ダウン症は体質 ほか)
3章 いのちを、ありがとう―座談会・私たちの体験を語る(ゆっくりと着実な成長の中で;無知から来るショック ほか)
4章 子どもが選んで、子どもが決める(子どもは授かりもの;いのちの選別 ほか)

著者等紹介

大野明子[オオノアキコ]
岐阜県岐阜市に生まれる。産婦人科専門医、臨床遺伝専門医。東京大学理学部化学科卒業、同大学大学院理学系研究科化学専門課程修士および博士課程修了、理学博士、無機地球化学専攻。愛知医科大学医学部医学科に編入学、卒業後は日本医科大学付属病院、愛育病院などに勤務。1997年、出張分娩専門の「九段お産相談室」を開設、1999年、杉並区にて「お産の家 明日香医院」を開院(現在、分娩取り扱い休止中)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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