出版社内容情報
入社3年以内に辞める新入社員は4割。膨大な採用コストをかけた末のミスマッチの原因は何か。人材定着につながるノウハウ満載!
「20人入社して3年後に8割やめたら、その会社の損失は1億2000万円になる」
新卒者の離職率が高止まりにあるのは、若者の就職観の変化に、企業が付いていっていないからだ。
「近頃の若者は~」とぼやいても何も解決しない。
就職試験でのミスマッチを防ぐこと、若手社員には熱すぎず冷たすぎず、成長を実感できる「かまいかた」をすることが、定着率を上げる秘訣。
良い人材が採れなければ、良い会社にはならない。
良い人材が定着しなければ、良い会社でいられない。
人材定着率を90パーセントにする、実践的ノウハウが満載。
・人は面接では必ず嘘をつく
・採用面接で「志望動機」を聞いてはいけない
・採るべき人材は若手エースの1.3倍
・優秀すぎる学生を採らない勇気
・内定者をつなぎ止める工夫
・かまってやる必要がある若者たち
・中途採用者はなぜ長続きしないのか
・採用格差社会が出現する
内容説明
「20人が入社して3年後に8人辞めたら、会社の損失は1億2000万円!」。若手社員の早期離職による採用コスト、育成コストのロスを削減するには、職場も変わらなくてはいけない。就職試験でのミスマッチを防ぎ、成長が実感できる「かまいかた」をすれば、若手の離職は防ぐことができる。人事担当者や先輩社員が知っておくべき、優秀な若手社員を定着させて、モチベーションを高め、戦力化するための、実践的ノウハウをあまねく公開する。
目次
プロローグ 「新卒採用、若者定着」の落とし穴―就職氷河期以後の若者たち(=人材市場)の変化
第1章 人材を見抜く技術
第2章 人材を口説く(採用から内定期)
第3章 人をかまうノウハウ(入社1年目から3年目)
第4章 人を育てる人事制度
第5章 人事部からコミュニケーション支援部へ
第6章 新卒好循環を作る
著者等紹介
樋口弘和[ヒグチヒロカズ]
1958年、東京都生まれ。1982年、早稲田大学商学部卒業後、日本ヒューレット・パッカード株式会社に入社。以後20年近くにわたり、採用、教育、給与システムなどの人事部門に勤務し、コンピュータ事業部の人事部門を統括。米国本社でキャリア採用やダイバーシティ、ワークライフバランスといった最先端の人事を学ぶ機会に恵まれる。1998年に人事・採用のアウトソーシングとコンサルティングを手掛ける株式会社トライアンフを設立。自ら中小企業の経営者として採用、定着、育成に関して実践を重ねながら、その合間を縫って年間約80本の講演、取材、執筆活動に東奔西走の日々を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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