講談社+α文庫<br> 「3年で辞めさせない!」採用

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講談社+α文庫
「3年で辞めさせない!」採用

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  • サイズ 文庫判/ページ数 191p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062814607
  • NDC分類 336.42
  • Cコード C0134

出版社内容情報

入社3年以内に辞める新入社員は4割。膨大な採用コストをかけた末のミスマッチの原因は何か。人材定着につながるノウハウ満載!

「20人入社して3年後に8割やめたら、その会社の損失は1億2000万円になる」
新卒者の離職率が高止まりにあるのは、若者の就職観の変化に、企業が付いていっていないからだ。
「近頃の若者は~」とぼやいても何も解決しない。
就職試験でのミスマッチを防ぐこと、若手社員には熱すぎず冷たすぎず、成長を実感できる「かまいかた」をすることが、定着率を上げる秘訣。
良い人材が採れなければ、良い会社にはならない。
良い人材が定着しなければ、良い会社でいられない。
人材定着率を90パーセントにする、実践的ノウハウが満載。

・人は面接では必ず嘘をつく
・採用面接で「志望動機」を聞いてはいけない
・採るべき人材は若手エースの1.3倍
・優秀すぎる学生を採らない勇気
・内定者をつなぎ止める工夫
・かまってやる必要がある若者たち
・中途採用者はなぜ長続きしないのか
・採用格差社会が出現する

内容説明

「20人が入社して3年後に8人辞めたら、会社の損失は1億2000万円!」。若手社員の早期離職による採用コスト、育成コストのロスを削減するには、職場も変わらなくてはいけない。就職試験でのミスマッチを防ぎ、成長が実感できる「かまいかた」をすれば、若手の離職は防ぐことができる。人事担当者や先輩社員が知っておくべき、優秀な若手社員を定着させて、モチベーションを高め、戦力化するための、実践的ノウハウをあまねく公開する。

目次

プロローグ 「新卒採用、若者定着」の落とし穴―就職氷河期以後の若者たち(=人材市場)の変化
第1章 人材を見抜く技術
第2章 人材を口説く(採用から内定期)
第3章 人をかまうノウハウ(入社1年目から3年目)
第4章 人を育てる人事制度
第5章 人事部からコミュニケーション支援部へ
第6章 新卒好循環を作る

著者等紹介

樋口弘和[ヒグチヒロカズ]
1958年、東京都生まれ。1982年、早稲田大学商学部卒業後、日本ヒューレット・パッカード株式会社に入社。以後20年近くにわたり、採用、教育、給与システムなどの人事部門に勤務し、コンピュータ事業部の人事部門を統括。米国本社でキャリア採用やダイバーシティ、ワークライフバランスといった最先端の人事を学ぶ機会に恵まれる。1998年に人事・採用のアウトソーシングとコンサルティングを手掛ける株式会社トライアンフを設立。自ら中小企業の経営者として採用、定着、育成に関して実践を重ねながら、その合間を縫って年間約80本の講演、取材、執筆活動に東奔西走の日々を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うたまる

3
採用・教育・評価・コミュニケーションの全編を通して、人事部の重要性が声高に語られている。それはその通りで同意するんだけれども、やっぱり著者の会社の営業プレゼンに映ってしまう。だから「いい大人がそんなにあれこれかまって欲しいか」「特性分析は検査実施時のコンディションが強く影響するのでは」「企業と従業員のズレこそ企業文化の多様性では」など疑問点も多い。おそらくこの辺りの回答も持ち合わせているのだろうけど、当然企業秘密で尻切れトンボ。2013/11/16

ちび独

0
本書は2017年3月読了だが、2007年11月に書かれた本である。この手の旬のある本を10年も経って読むのは、かなり客観的に見られる。中には、ちょっと筆が滑ったかと思う箇所もなくもないが、それも冷静に読める。古い本ではあるが、言わんとするところは今でも大きくは変わっていないのではないか。筆者の懸命な提言にもかかわらず、世の中の会社の実態は変わらず、筆者の会社の仕事は益々繁盛というわけか。2017/03/31

ゆうしょく

0
2章のコンピテンシーBSは定量的に使えるツールとして興味があったが、自社で運用する際にどのレベルがどの位なのかを明確にしないと結局曖昧な基準になりそう。安易な運用をすると失敗しそうなのでこの部分は深堀をして調べる必要がある。3章の人をかまう技術は現状を良く映していると思う。総じて肝心な結論部分は所々、良い意味で曖昧になっており、筆者が代表を務める会社に仕事を依頼するか自分で調べるかしないと最終的な答え(≒知りたい事)は返ってこない。人事担当者並びに教育担当者の意識付けをするには良い本だと思います。2012/05/29

みっちー

0
☆2+ 求人における応募者は顧客である。顧客が何を求めているのか、マッチングさせられなければ内定を出しても定着はしない。  スタッフ部門には考えさせられる顧客志向。後輩に対する教育方法としても参考にしたい。 人事採用を扱った本は初読なので点が甘いかも。ただ、3年間で新卒者にかかる費用は約1500万円。辞めればそれだけ無駄な費用となることを人事には肝に銘じてほしい、離職者を減らせば人事が利益を向上させたことになるのだ、うまいマッチング(△年離職率低下)したら人事も表彰してあげればいいのに。2012/04/11

サチ

0
「就職」や「内定」を「志望校合格」辺りに置き換えてみると、教育現場にも言えることに早変わりでなかなか有意義。ただ「自社で実験して本当に検証されたものだけをクライアントに提案しよう」という企業精神のせいか、「人材定着率を上げる(=良い会社を作る)実践的ノウハウ」が全部「自社自慢」ないしは「自画自賛」に読めてしまったのが残念。2012/03/20

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