出版社内容情報
「いくら成績がよくたってバケモノは雇えない」。著者は2歳の頃から顔に海綿状血管腫が現れ、「容貌障害」のために苛酷ないじめにあってきたが、就職活動においても差別と偏見はなくならなかったのだ。しかし、「この顔がチャームポイント」と考えるようになったとき、人生が明るいものに変化した。著者に前向きの思考力を与えたのは、両親の深い愛情と教育だった。学校や社会でのいじめが深刻化する中、誰もが暮らしやすい社会をめざした活動の記録。
内容説明
「いくら成績がよくたってバケモノは雇えない」。著者は2歳の頃から顔に海綿状血管腫が現れ、「容貌障害」のために苛酷ないじめにあってきたが、就職活動においても差別と偏見はなくならなかったのだ。しかし、「この顔がチャームポイント」と考えるようになったとき、人生が明るいものに変化した。著者に前向きの思考力を与えたのは、両親の深い愛情と教育だった。学校や社会でのいじめが深刻化する中、誰もが暮らしやすい社会をめざした活動の記録。
目次
第1章 差別だらけの容貌障害
第2章 この声が届きますか
第3章 いつでも「無知」が悲劇を呼ぶ
第4章 胸を張って生きていくために
第5章 人を元気にする「藤井式コーチング」
第6章 今、容貌障害と決別のとき
著者等紹介
藤井輝明[フジイテルアキ]
1957年、東京都生まれ。医学博士、看護師。保健科学研究所所長、日本健康医学会学術評議員。中央大学経済学部、千葉県立衛生短期大学第一看護学科卒業。筑波大学大学院修士課程(健康教育学)、名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。飯田女子短期大学専任講師、熊本大学医学部教授、鳥取大学大学院医学研究科教授などを経て中央大学保健体育研究所客員研究員。顔に病気や傷のある人たちに対する偏見をなくすため、全国の学校や自治体で講演・交流活動を続けながら、福祉施設や老人施設、病院で医療や看護の研修指導にあたるなど、幅広い社会活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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