講談社+α文庫
新版 編集者の学校―カリスマたちが初めて明かす「極意」 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062812627
  • NDC分類 021.4
  • Cコード C0195

内容説明

マスコミ入社試験は難関―こう思いこんでいる就活学生が多いが、本書を読めば、みるみる自信が湧いてくること間違いなし。花田紀凱氏は「編集者ほどすばらしい仕事はない」と語り、嵐山光三郎氏が「編集者の作法」を説く。そして田原総一朗氏は「取材とは刑務所の堀の上を走るみたいなものだ」と喝破する。カリスマ講師陣が語る編集者のキホンと醍醐味は、マスコミで働く若手にも目から鱗の話が満載。

目次

序章 校長講義―編集者の仕事「働きマンは楽しい!」
第1章 カリスマ編集者にきく(編集者ほどすばらしい仕事はない;三人の大家ときらめいている新人三人を押さえろ;編集者の作法)
第2章 作家から見た「いい編集者」「悪い編集者」(人に惚れ込む情熱がなければ編集者になるな!;職人になるという覚悟がない編集者が多すぎる;ジャーナリスト魂を磨け! ほか)
第3章 校長講義―雑誌ジャーナリズムと新聞ジャーナリズム
第4章 取材の技術(なにが知りたいのかをハッキリさせろ;全体を考えながら事実の詳細を聞き出せ;日向ぼっこしながら雑談でもするように聞く ほか)
第5章 校長講義―マスコミ試験にはコツがある!

著者等紹介

元木昌彦[モトキマサヒコ]
1945年、東京都に生まれる。早稲田大学商学部卒業。1970年、講談社入社。「FRIDAY」「週刊現代」編集長を経て、1995年、講談社第一編集局長。1999年にはインターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長に。2001年から講談社関連会社「三推社」専務取締役、2006年11月に講談社退社。2007年2月から2007年12月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(2006年8月28日創刊)編集長、その後、代表取締役社長を務める。現在「編集者の学校」を各地で開催。上智大学、法政大学、大正大学、明治学院大学などで「編集論」講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mietreky

1
編集者の知り合いが何人かいるにも関わらずその職業の内容を知らなかったので読もうと思った。尖ったヒトばかりが登場し、生き方や考え方、仕事のやり方などへー、ふーん、なるほど、と重いながら読み進んだ。トレンドをクリエイトするという難しいミッションにも関わらず、サポーターという立場でもある編集者という商売は奥が深いなぁ。私にはとても向いていないこと自覚するも、高校生のころにこの職種をしっていたら、この世界を覗き見してみたいと思ったかも。2009/06/27

Hisato Futatsumori

0
参考になりました。2015/02/20

ninja3300

0
編集者に必要なもの。好奇心、腰の軽さ、誠実さ、信頼、情熱、そして酒呑み… 編集者はサービス業だという言葉が印象に残った。2014/07/08

いとうあやね

0
日本の第一線で活躍する編集者、ライター、カメラマン、キャスター13人の編集・ライター極意指南。プロの物書きとしての心構えから取材のテクニックまで一通り学べます。編集者は調整と発掘にいそしみ、ライターは取材にいそしむ。カメラマン(というかアラーキー)はフリーダムにライターと編集者に注文をつけ、キャスター(というか田原)はメディアの煽動を正当化する。そんな、それぞれの職種の色が出ていたのも読みどころ。駆け出しの編集者・ライターおよびその志望者は読んでおくとまちがえずに道を歩めていいんじゃないっすかね。2013/01/28

sibafu

0
政治、刑事事件のノンフィクションに内容が偏っているので、フィクションにも興味があるぼくとしてはすこし残念だった。でも、読んでいておもしろい文章が多い。「学校」というかんじの本ではないかな。 ジャーナリストの田原総一郎さんや幻冬舎社長の見城徹さんなど、貴重なメンツになっている。2012/03/28

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