講談社+α文庫<br> 黒人に最も愛され、FBIに最も恐れられた日本人

電子版価格
¥900
  • 電書あり

講談社+α文庫
黒人に最も愛され、FBIに最も恐れられた日本人

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 306p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062812368
  • NDC分類 316.853
  • Cコード C0195

内容説明

日米開戦前夜、反米破壊活動を仕掛けた2人の日本人がいた。中根中と疋田保一。彼らは苛烈な差別にさらされた黒人と手を組み、米政府を打倒するべく、デトロイトで、ハーレムで、全く別のルートから地下工作に猛進した。彼らの仕掛けた導火線は、日米開戦後のデトロイトでの黒人大暴動につながっていく―。アメリカを震撼させた男達の正体とは!?そして隠蔽された日米関係の闇とは!?驚異の取材力で描く現代史発掘ノンフィクション。

目次

第1章 天国の谷
第2章 受洗
第3章 富士の見える日本人町
第4章 運命の出会い
第5章 黒人工作員
第6章 最後の審判

著者等紹介

出井康博[イデイヤスヒロ]
1965年、岡山県に生まれる。ジャーナリスト。早稲田大学政治経済学部卒業。英字紙「ザ・ニッケイ・ウイークリー」記者、米国黒人問題専門のシンクタンク「政治経済研究ジョイント・センター」(ワシントンDC)客員研究員を経て、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちーたん

1
真相が分からず何を信じたら良いのか分からないが、家族を捨て、アメリカに不法侵入し、詐欺のような演説をした中根さんに、あまり同情出来ない。でも全くの悪人でなく、本気で黒人蔑視を憂い、人情もあるところに、昔あったであろう日本人の優しさ、包容力を感じる。2022/03/07

Satoru Sekine Tayama

1
太平洋戦争中、戦局を有利にするためデトロイトで黒人暴動を指導した日本人のノンフィクション。インドネシア戦線で日本陸軍のために戦った盗賊ハリマオこと谷豊を髣髴とさせる部分も。企図が壮大ですごすぎる。ヤバすぎる人です笑2013/08/28

けんちきまる

1
知らない歴史を垣間見ました。3/3から2010/03/06

すげちゃん名前

0
中根中を知りたくて読んだのですが。 日本人の黒人運動史としてざっくりわかって良い。ずいぶん前に読みましたが読みやすいかつ読ませる文章だったのを覚えてます

ananas

0
久々に再読。有名でなくても局所的に影響を与えた人っているんだなあと。 以前に読んだ時の感想↓ http://ameblo.jp/ananasnasnas/entry-10922755209.html2013/02/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/487070
  • ご注意事項