内容説明
世界の金融・株式市場に動揺を与え続けたサブプライム問題は一時的、限定的な現象に過ぎない。恐怖心さえ取り除かれれば株価は急速に回復する。伝説のトレーダーと呼ばれた著者は現在いかなるスタンスで自らの個人資産を運用しているのか?その根拠たる金利、為替、株、不動産等、市場の未来を徹底予測。遅かれ早かれ、インフレが日本を襲う。ならば、長期固定金利の借金をして土地や株に投資する。それが世界のフジマキのやり方だ。
目次
私はどのようなポートフォーリオを組んでいるか?
景気予想には資産価格の動きが最も大事
世界経済/世界の資産価格の動き
日本の資産価格の動き
為替マーケットの今後
日本の株式市場の今後
日本の不動産市場の今後
円金利の今後
米国の経済の今後
中国経済、人民元切り上げについて
商品市況(石油・金)の動きについて
ヘッジファンドはマーケットを動かすか?
日本を取り巻く諸問題(増税問題)
ものづくり日本の将来
米銀に対する邦銀の立ち遅れ
著者等紹介
藤巻健史[フジマキタケシ]
1950年、東京都に生まれる。1974年、一橋大学商学部卒業後、三井信託銀行(当時)に入行。1980年、ノースウエスタン大学大学院ケロッグ・スクールでMBAを取得。三井信託銀行ロンドン支店を経て、1985年、モルガン銀行(当時)に入行。資金為替部長、東京支店長等を歴任し、銀行の自己売買取引で巨額の利益を上げ、東京市場「伝説のトレーダー」と呼ばれる。2000年退行後、ヘッジ・ファンドの雄、ジョージ・ソロス氏の投資アドバイザーを経て、(株)フジマキ・ジャパンを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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