出版社内容情報
史上初の株式会社とアジアの交流200年史17世紀初め相次ぎ誕生した東インド会社は、胡椒など人気商品を求めてアジアに進出した。各地の商館 とアジアの人と物の交流から世界史の新局面に光をあてる。
第1章 ポルトガルの「海の帝国」とアジアの海
第2章 東インド会社の誕生
第3章 東アジア海域の秩序と日本
第4章 ダイナミックな移動の時代
第5章 アジアの港町と商館
第6章 多彩な人々の生き方
第7章 東インド会社が運んだモノ
第8章 東インド会社の変質
第9章 東インド会社の終焉とアジアの海の変容
羽田 正[ハネダ マサシ]
著・文・その他
内容説明
喜望峰からバタヴィア、そして長崎にいたる海域を「商品」で結んだ東インド会社。ヨーロッパの商人とアジアの人々の接触と交流を軸に、海を舞台に展開した一七、一八世紀の世界と近代への胎動をダイナミックに描く異色作。
目次
第1章 ポルトガルの「海の帝国」とアジアの海
第2章 東インド会社の誕生
第3章 東アジア海域の秩序と日本
第4章 ダイナミックな移動の時代
第5章 アジアの港町と商館
第6章 多彩な人々の生き方
第7章 東インド会社が運んだモノ
第8章 東インド会社の変質
第9章 東インド会社の終焉とアジアの海の変容
著者等紹介
羽田正[ハネダマサシ]
1953年、大阪市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。パリ第3大学で博士号取得。比較歴史学専攻。京都橘女子大学助教授を経て、東京大学東洋文化研究所教授。主な著書に『イスラーム世界の創造』(東京大学出版会、アジア・太平洋賞特別賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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