講談社文庫<br> ぬけまいる

個数:
電子版価格
¥847
  • 電書あり

講談社文庫
ぬけまいる

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年05月07日 03時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062779852
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

お以乃、お志花、お蝶の江戸女三人組が、仕事も家庭も捨ておいて、突如お伊勢詣りに繰り出した。笑って、ほろりと泣ける珍道記。一膳飯屋の娘・お以乃。御家人の妻・お志花。小間物屋の女主人・お蝶。若い頃は「馬喰町の猪鹿蝶」と呼ばれ、界隈で知らぬ者の無かった江戸娘三人組も早や三十路前。それぞれに事情と鬱屈を抱えた三人は、突如、仕事も家庭も放り出し、お伊勢詣りに繰り出した。てんやわんやの、まかて版東海道中膝栗毛!

一 木の芽どきは
二 とびきり
三 渡りに舟
四 抜け駆け
五 良し良し
六 悪しからず
七 なめんじゃねえ
八 のるかそるか
九 しゃんしゃん


朝井 まかて[アサイ マカテ]
著・文・その他

内容説明

一膳飯屋の娘・お以乃。御家人の妻・お志花。小間物屋の女主人・お蝶。若い頃は「馬喰町の猪鹿蝶」と呼ばれ、界隈で知らぬ者の無かった江戸娘三人組も早や三十路前。それぞれに事情と鬱屈を抱えた三人は、突如、仕事も家庭も放り出し、お伊勢詣りに繰り出した。てんやわんやの、まかて版東海道中膝栗毛!

著者等紹介

朝井まかて[アサイマカテ]
1959年、大阪府生まれ。甲南女子大学文学部卒業。2008年、小説現代長編新人賞奨励賞を受賞した『花競べ』(講談社文庫)でデビュー。’14年、『恋歌』(講談社)で第150回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

三代目 びあだいまおう

359
コロナ禍で出歩きが制限されている今、お薦めしたい作品!面白い!恥ずかしながら著者初読です。時代は江戸、日常に憤懣やる方ない幼なじみのアラサー女子3人がぬけまいる物語。抜け参りとは、一念発起して伊勢神宮へと『抜け』てお『参り』する事。当然様々な厄介を伴う!騙されて金は無くすし、金を稼がねばと知恵も出し、人情を発揮すれば困難を呼ぶし。『情けは人の為ならず』3人の個性が小気味良く、旅をてんやわんやに盛り上げる!スカッとするし、時代物とは思えぬほど読みやすい!男勝りの度胸と気っ風、やっぱり女性はカッコいい‼️🙇2020/05/18

小梅

237
猪鹿蝶、幼馴染みの3人が其々の悩みを抱えて抜け参りを決行。旅の途中での出会いや事件にドキドキしたりホロリとしたり。ドラマを先に観てしまいましたが、どちらも良かったです。2019/01/17

酔拳

194
三十路に近くなった、幼馴染3人の女性が、日頃のふっぷんを晴らすべく、ある日思い立ち、伊勢参りに旅立つ話です。この頃の江戸時代では、伊勢参りが流行していたらしいです。道中では、いろいろな人に出会い、問題にまきこまれるのですが、3人で力をあわせて解決していく姿が清々しく、世知辛い世の中でも、力をあわせることで、問題を乗り越えることができることを教えてくれ、前向きな気持ちにさせてくれます。江戸時代の頃は、女性は自由に生きれなかったけど、その女性達を逆に生き生きと描いています。時代小説がさらに好きになりました。2018/12/01

hiro

183
まかてさんの本5冊目。『すかたん』を読み、他のまかてさんの作品を続けて読もうと、この本のあらすじを読み、おもしろそうな設定にひかれて読むことにした。アラサー同じ年の幼馴染み猪野蝶の女性3人組は、それぞれ悩みを抱えて江戸で暮らしていたが、急に家族の了解なしに江戸を発って伊勢参り(抜け詣り)に出かける。この3人組の江戸から伊勢までの道中は、恋あり、ピンチあり、仕返しに人助けもあって、もちろん波乱万丈だ。それも、3人の友情、特技で乗り切っていくところが、読んで爽快になることは請け合いだ。2015/12/29

のり

170
一膳飯屋の娘「お以乃」小間物屋女主人の「お蝶」武家に嫁いだ「お志花」。馬喰町の猪鹿蝶と呼ばれた跳ね返りな三人の幼なじみが、日々の生活で悩みを抱え、お伊勢詣り(抜け詣り)に…道行く中で出会う素敵な人達。団子屋の老夫婦、正ちゃん、伊作、人生経験豊富な2組の夫婦や修作。困難も多々あったが、三人の役割が適材適所で笑いにかえていく。更に長五郎の正体がまさかの清水の○○○だったとは驚き。無事に江戸に帰り着いたら人生観が大いに変わるだろう…2017/08/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9020247
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。