出版社内容情報
香月 日輪[コウヅキ ヒノワ]
著・文・その他
内容説明
妖怪アパートとともにあった夕士の高校生活も、残すところ数ヵ月。あとは志望校に合格しさえすれば―ところが。長谷の祖父が死に、姉貴まで奇妙な病にかかったことを不審に思った夕士は、密かにフールを呼び出す。これは一体、何の予兆なのか。ヒトと妖怪が繰り広げる愉快で幽雅な物語、ここに堂々完結!
著者等紹介
香月日輪[コウズキヒノワ]
和歌山県生まれ。『ワルガキ、幽霊にびひる!』(日本児童文学者協会新人賞受賞)で作家デビュー。『妖怪アパートの幽雅な日常1』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ソルティ
221
終わっちゃった〜!意外な結末にビックリ!夕士の身に起こったこと、進んだ道が全く予想外。クリとシロは想定内だったけど⋯。しかし恭造恐ろしい。幼小の境遇の事はあれども悪いものに憑かれたことにも気付かず強靭すぎメンタルな上に自分帝国を作ることへの執着!そんなもんがなんになる?全く共感できないジイさん。夕士他みんな幸せで人生楽しんでほしい。私も妖怪アパートみたいなものに出会って色んなことを教わりたい!「人の心は万華鏡のようで、色んな思いがくるくると渦巻いている。それをわかったつもりになんて、やっぱりなれない。」2019/09/06
た〜
167
前半は夕士クンの最愛の旦那さま、長谷くんの戦いのお話。その旦那さまのために大変なことに・・・ 後半はほとんど後日談。あらゆる面で駆け足になり過ぎているような気がしてちょっと残念。 最終回だけあってるり子さんの手料理がいつにもまして目白押しなような(笑2014/04/17
ゆみきーにゃ
114
《購入》終わっちゃった〜(T_T)生きて居れば無限の可能性がある。生きてるだけで幸せだよね。世界は広く人生自分次第!幸せをありがとう。2014/04/20
りゅう☆
102
いよいよ高校最後の年末年始。るり子さんの数々の手料理をお腹いっぱい食べる夕士の姿が微笑ましい。そして長谷への電話は絶縁状態の祖父が亡くなった知らせだった。数日後、長谷の姉汀が入院。元気そうなのに手術もできないほど悪化。でもこれってもしかして霊障?そう、祖父の執念によるもの。御大の心に入れるのは長谷だけ。そして長谷の心に入れるのは夕士だけ。二人が行った潜水はいかに?普通に高校を卒業し大学に進み…と思ってたのにまさかの展開。そして命懸けで長谷を守った夕士と、夕士の気持ちを理解する長谷の思いに涙が止まらない。→2019/02/13
ううち
93
ついに…終わってしまいましたね…。面白かったです!るり子さんのご飯はホント美味しそうでした。番外編も読みたい!2014/05/12