講談社文庫<br> 鬼弾―鹿王丸、翔ぶ

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講談社文庫
鬼弾―鹿王丸、翔ぶ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062774543
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

京を警備する六角氏の侍が次々と鹿王丸の火縄銃に倒されていく。暗殺者の排除を命じられた甲賀者たちの必死の追跡と闘いが始まった。凄腕鉄砲撃ちを追え!
次々と標的を倒していく暗殺者と甲賀者たちの知略を尽くした攻防。

戦国の争乱で荒廃した京の町に、近江の六角(ろっかく)氏が攻めこんだ。しかし鎮撫(ちんぶ)のため町中を見回る六角勢の馬上の武士が次々と鉄砲で撃ち落とされる。標的を無慈悲に倒していくのは一匹狼の凄腕鉄砲撃ち。困り果てた六角氏は甲賀者・伴与七郎に謎の暗殺者の始末を命じた。見えない敵を探す闘いの火ぶたが切られた。

※本書は、2010年3月に小社より『鹿王丸、翔ぶ』として刊行された単行本を改題したものです。

不埒な鉄砲放ち
小さな目撃者
侍所の小舎人
天狗あらわる
罠を仕掛ける
開闔屋敷の牢
日向守の策略
山伏をさがせ
日限迫る
最悪な夜と最後の朝


岩井 三四二[イワイ ミヨジ]
著・文・その他

内容説明

戦国の争乱で荒廃した京の町に、近江の六角氏が攻めこんだ。しかし鎮撫のため町中を見回る六角勢の馬上の武士が次々と鉄砲で撃ち落とされる。標的を無慈悲に倒していくのは一匹狼の凄腕鉄砲撃ち。困り果てた六角氏は甲賀者・伴与七郎に謎の暗殺者の始末を命じた。見えない敵を探す闘いの火ぶたが切られた。

著者等紹介

岩井三四二[イワイミヨジ]
1958年、岐阜県生まれ。一橋大学卒業。’96年に「一所懸命」で小説現代新人賞を受賞し、作家デビュー。2003年『月ノ浦惣庄公事置書』(文春文庫)で松本清張賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

39
面白かったです。戦国時代のスナイパーを想像すれば良いのでしょう。歴史的なことは分からなくても、十分楽しめる作品のような気がします。2022/04/23

まさ影

3
六角の侍を次々と狙撃する鹿王丸と、それを追う甲賀の地侍。手に汗握るサスペンス!…だけではなくひとひねりあるのがこの作者の持ち味。これは是非映像化して貰いたい。なお、同作者の『竹千代を盗め』も読んでいるとより楽しめますのでお勧めです。2013/02/05

tako_machida

2
戦国時代のスナイパーの話。六角氏の話を期待していたのですが、六角氏が狙われて、犯人を捕まえようとする話だったので、少し消化不良。2017/07/12

Ryo Sogawa

0
「ジャッカルの日」だなあ。2014/05/01

Steppenwolf

0
ジャッカルの日ばりの展開で面白い。唯一の役不足がテロの標的である。ジャッカルの相手はフランス大統領でこちらは戦国大名の一人だから仕方ない。ただ舞台は私の生まれ育った場所なので愛着を感じた。地元民の会話の部分でたびたびこんな言い方おかしいと突っ込みを入れながら読んだ。2013/02/07

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