出版社内容情報
夫・吉村昭氏の死から3年あまり、漸く筆を執った著者が吉村氏の死とあらためて向き合い、生き残った者の悲しみを描いた短編小説集。何をしても感じているのは、夫の気配と思い出。
吉村昭氏の死後初めて綴られた小説集。
川端康成文学賞受賞作「異郷」を収録
夫・吉村昭氏の死後、氏に関連する来客や電話の応対に明け暮れた日々。三年が過ぎ、再び筆を執った著者が身辺のことを綴った小説集。長年過ごした自宅を建て替え、独り誰も知る人のいない温泉地に滞在する。けれど何をしても感じているのは、夫の気配と思い出だった。
●消えた時計
●木の下闇
●遍路みち
●声
●異郷
消えた時計
木の下闇
遍路みち
声
異郷
あとがき
津村 節子[ツムラ セツコ]
著・文・その他
内容説明
夫・吉村昭氏の死後、氏に関連する来客や電話の応対に明け暮れた日々。三年が過ぎ、再び筆を執った著者が身辺のことを綴った小説集。長年過ごした自宅を建て替え、独り誰も知る人のいない温泉地に滞在する。けれど何をしても感じているのは、夫の気配と思い出だった。川端康成文学賞受賞作「異郷」も収録。
著者等紹介
津村節子[ツムラセツコ]
1928年6月福井市生まれ。’39年東京へ転居。’41年東京府立第五高女入学、’47年ドレスメーカー女学院に入学、’51年学習院短期大学国文科に入学。’53年吉村昭と結婚。’64年「さい果て」で新潮同人雑誌賞、’65年「玩具」で芥川賞、’90年「流星雨」で女流文学賞、’98年「智恵子飛ぶ」で芸術選奨文部大臣賞、2011年「異郷」で川端康成文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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