出版社内容情報
豊臣秀頼の遺児・国松は生きていた! 高山右近が秘かに持ち出した豊臣家の莫大な軍資金はどこに。南洋を舞台にした大活劇ロマン。
豊臣秀頼の遺児・国松は生きていた! 高山右近が秘かに持ち出した豊臣家の莫大な軍資金はどこに。南洋を舞台にした大活劇ロマン。
内容説明
大坂夏の陣後に首を刎ねられたはずの秀頼の遺児・国松は、天草の大矢野島に逃れ、鎖国へと向かう徳川幕府を尻目に、交易の盛んな南海を縦横無尽に駆けめぐっていた。たまたま山田長政の子息を海賊船団から救い、高山右近が豊家再興のために秘かに持ち出した財宝の存在を知ってアユタヤへ。
著者等紹介
志茂田景樹[シモダカゲキ]
1940年静岡県生まれ。中央大学法学部を卒業し、様々な職業を経験した後、’76年『やっとこ探偵』で第27回小説現代新人賞を受賞。’80年『黄色い牙』で第83回直木賞を受賞。ミステリー、歴史、童話、エッセイなど幅広いジャンルで意欲的に執筆活動をする傍ら、“よい子に読み聞かせ隊”隊長として、全国津々浦々に出向き、絵本を読み聞かせる活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。