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講談社文庫
ニッポンありゃまあお祭り紀行 春夏編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 195p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062768665
  • NDC分類 386.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「ありゃまあ」な祭りたちにも物語がある お神輿ぶっ壊し祭りにチ●コ丸出し踊り……一件ありゃまあな23の祭りのルポ。「祭りがいいのは、伝承のために古老と若者がつながること」笑えて胸が熱くなる。

内容説明

構想30年、取材制作4年。日本全国「ありゃまあ」な祭りを総力取材。写真とエッセイで綴った春夏編。“ありゃまあ度”も五つ星表示!本気でヘンテコなお祭りを探し求める、男たちの夢とロマン。

目次

お走り祭り(兵庫・養父市)
牛島えびす祭り(山口・光市)
ケンケト祭り(滋賀・蒲生郡竜王町)
じじぐれ祭り(福井・福井市)
虎踊り(神奈川・横須賀市)羽茂まつり(新潟・佐渡市)
赤崎祭り(三重・鳥羽市)
奥津軽虫と火まつり(青森・五所川原市)
隠岐古典相撲(島根・隠岐郡)
みこしまくり(長野・木曽郡木曽町)
近江中山の芋競べ祭り(滋賀・蒲生郡日野町)
おわら風の盆(富山・富山市八尾)

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944年生まれ。作家。「本の雑誌」編集長。写真家、映画監督の顔も持ち、幅広く活躍する。’89年に『犬の系譜』(講談社文庫)で吉川英治文学新人賞、’90年に『アド・バード』(集英社文庫)で日本SF大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

23
各地の「ありゃまあ」な祭を訪ねる。どこも若者不足に苦心しており、本書の時点でも継承が危ういものもある。祭はその場所に根を張って生活する者の信仰である。何事かを護り敬う事によって生活の場を護るという、切実な根拠がある。だから、確かな根を持たぬ者には眩しく見え、一方生活の場が消えれば祭も消えてしまう。会社、趣味、ネットなども場と言えるが、根としての実在感は個々に違う。著者が馴染めないと言う「よさこいソーラン」「スーツのお偉方連中」もある種の場だが、著者の生活感とかけ離れていたのだろう。2017/09/10

ツバメマン★こち亀読破中

21
全国の面白い祭りを訪ね歩く「まつりはいいなあ」といういくつかの話が、椎名さんのエッセイ集に掲載されていて印象に残っています。調べたら「ロシアにおけるニタリノフの便座について」に収録されていたそう。それから数十年。雑誌「自遊人」の連載で再び全国津々浦々のオモシロ祭りを取材、その「ありゃまあ度」を確かめようと椎名さんが立ち上がった…。昔は一人で祭りを見に行っていた椎名さんですが、今回はチームで現地へ…少しだけ“怪しい探検隊”の雰囲気も。久々の椎名本を堪能しました。秋冬編も読むぞ!2021/04/30

ダンスにホン!ころりん

6
20110415第1刷発行 131121読了 隠岐古典相撲いいなぁ。あと長野県木曽郡こみこしまくり ソースケどったんコースケばったん壮絶みこしまくりみにいきたい。冬に向かって春夏の祭の特集を読むと半年後が楽しみになるなぁ。大きな有名な祭しか知らなかったけど楽しい!2013/11/21

Nori Shamp

5
観客数名の祭りから十何万人の祭りまで、ありゃまあな祭りの幅は広い。収録されている12か所のお祭、ほんとうにどれもこれもありゃまあ度が高かった。人と人との繋がりが希薄になった町住まいの私には、たとえ「ありゃまあな祭り」であっても伝承すべき祭りがある地に暮らす人々は幸せだなぁ!とつくづく思えるのでした。2011/11/06

Koji

3
ひとつひとつをもう少し詳しく書いて欲しいな。2016/02/06

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