講談社文庫<br> 新世界より〈下〉

個数:
電子版価格
¥990
  • 電書あり

講談社文庫
新世界より〈下〉

  • ウェブストアに28冊在庫がございます。(2024年03月29日 00時55分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062768559
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



貴志 祐介[キシ ユウスケ]
著・文・その他

内容説明

夏祭りの夜に起きた大殺戮。悲鳴と鳴咽に包まれた町を後にして、選ばれし者は目的の地へと急ぐ。それが何よりも残酷であろうとも、真実に近付くために。流血で塗り固められた大地の上でもなお、人類は生き抜かなければならない。構想30年、想像力の限りを尽くして描かれた五感と魂を揺さぶる記念碑的傑作。

著者等紹介

貴志祐介[キシユウスケ]
1959年、大阪府生まれ。京都大学経済学部卒業。生命保険会社に勤務後、作家になる。’96年、『十三番目の人格―ISOLA』が第3回日本ホラー小説大賞長編賞佳作なる。’97年、『黒い家』で第4回日本ホラー小説大賞、2005年、『硝子のハンマー』で第58回日本推理作家協会賞長編部門、’08年、『新世界より』で第29回日本SF大賞、’10年、『悪の教典』で第1回山田風太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 7件/全7件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sk4

373
子供の頃につくば山の麓で知った、呪力を持つ者と持たぬ者、そして呪力を持つ者同士の、血で血を洗う暗黒歴史。それがまた再び幕を開ける。 人間である以上1000年経っても何一つ進歩しない。これほど血を流しても、結局は歴史上の事件の一つとしてアーカイブにファイルを増やすだけの。  あの時、愛を信じて業魔によって地球ごと割れた方がマシだったのではないか?と思わせるほどの悲しくて虚しい結末。 貴志祐介氏の強大な想像力によって作られた、神栖66町に至るこの壮大な世界は、この『新世界より』では閉じなかったといえる。2012/11/06

takaC

366
最終章最終節の猿の惑星的衝撃は予想外だった。一番あやふやなのは、千年後に日本列島があるのかということ。2011/04/17

いおむ

362
面白かった!人間に対するいろいろな問題提起を投げかけられる作品でもあり、読みごたえ十分!「家路」の歌詞が胸にしみる(>_<)2017/09/17

absinthe

347
遂に完結!面白かった。世界も良いしその他のアイデアも良かったしオチも良かった。化けネズミについてはうすうす気づいていたが。難を言うと下巻の後半、やや駆け足気味だった。もう少し余韻を持たせた終わり方でもよかったのでは。2017/04/12

マーム

272
バケネズミと神栖66町住民との戦争が勃発。その先頭に立つのが悪鬼という最悪の事態。早季たちは荒廃した東京の地下洞窟で町の存亡を賭けた決戦を挑みます。最後に明かされる衝撃の事実により、この物語の構図がガラリと変わったように感じるのは、ミステリ作家でもある著者の力量かと感銘を受けました。千年後の世界、攻撃抑制と愧死機構の二つを重い枷とすることにより呪力を使えるようになっても、それは人の革新たり得ず、人が生まれながらに有する業はずっと纏わり付き、それが条件が整うと悪鬼という形で発現するということなのでしょうか。2012/07/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1972099
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。