講談社文庫
生き方の流儀―28人の達人たちに訊く

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  • サイズ 文庫判/ページ数 313p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062766333
  • NDC分類 280.4
  • Cコード C0195

内容説明

「重要なのは意志じゃなくて意地なんです」「非真面目が会社を救う場合だってある」「コンプレックスの引き出しをたくさん持つことができた」。俳優、企業家、作家、宇宙飛行士、僧侶など、年齢を重ねた「達人たち」と語る滋味溢れる言葉の数々―。企業小説の名手が若い世代に贈る、“こんな時代”を元気にさせる対談集。

目次

ヤマト福祉財団理事長 小倉昌男―不公正を挫き弱きを助く直球の仕事人
資生堂名誉会長 福原義春―いつも森羅万象への好奇心に突き動かされてきた
「Zカー」の生みの親 片山豊―異国の顧客に励まされ不遇を悩む暇もなし
アナウンサー・司会者 山川静夫―組織にもたれず話芸の職人の心意気貫く
作家 城山三郎―「隣家の好青年」の小悪党ぶりに真っ当な目の高さからの疑義
さわやか福祉財団理事長 堀田力―司法から福祉へ現場の鬼の変わらぬ熱き志
日本文学者 ドナルド・キーン―幾度も悦ばしき学びの大海に漕ぎ出す
音楽家 小椋佳―歌作りは遊びけれど真剣な遊びです
映画監督・シナリオライター 新藤兼人―老人の悟りなんて嘘っぱち、現実との誠実な闘いがあるだけ
物理学者 小柴昌俊―自然体さながらの一心不乱で物の理を極める〔ほか〕

著者等紹介

高任和夫[タカトウカズオ]
1946年宮城県生まれ。東北大学法学部卒業。三井物産入社。’85年に『商社審査部25時』を発表。以降、作家とサラリーマンの二足のわらじを履き続ける。’96年、50歳を機にして依願退職、作家活動に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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るっぴ

10
「Zカー」の片山豊さん,小柴昌俊さんの話しが、良かった。2014/11/28

ichiro-k

4
28人28色の晩年の人生感が綴ってある。人生というのは当たり前である。著者(インタビュアー)は、事前準備を含め「話を無理に合わせるのが大変でしょう」感あり。その分、あまり伝わるものが無いような気がする。2010/06/05

つんこ

0
三井物産でサラリーマン生活をし、作家でもある著者が各界で功績をおさめた著名人25名(ほとんどが高齢)にインタビュー。仕事そのものではなく、組織を離れてからの生き方、病気や伴侶を失う経験などを聞き出しているところが個人的で興味深い。組織を離れてからの時間が結構長い今、仕事一本槍できちゃうと厳しそう。第2の人生なんて幻想。第1の延長をやるしかない、の言葉が印象的。2016/10/11

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