講談社文庫<br> 花の降る午後〈上〉 (新装版)

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講談社文庫
花の降る午後〈上〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 310p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062764810
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



宮本 輝[ミヤモト テル]
著・文・その他

内容説明

神戸・北野町にあるフランス料理店アヴィニョンに若い画家の高見雅道が訪ねてきた。夫の早すぎる死後店を守ってきた典子は、夫の療養中に買った雅道の風景画を個展のために貸すことにしたが、その絵の裏には夫の驚くべき手紙が隠されていた。経営者を続けるか悩んでいた典子の心は、雅道へと傾いていく。

著者等紹介

宮本輝[ミヤモトテル]
1947年兵庫県神戸市生まれ。追手門学院大学文学部卒。’77年『泥の河』で太宰治賞、’78年『螢川』で芥川賞、’87年『優駿』で吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。’95年の阪神淡路大震災で自宅が倒壊。2004年『約束の冬』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とらこ

19
【錦繍】を読んで宮本様二冊目。1980年代のお話。アラフォー未亡人が年下の青年を下品さ無く振り回す様は読んでいて楽しく、甘い恋の駆け引きが可愛らしい。年上らしく余裕の包容力で包んでみたり翻弄したり。生娘の如く駄々をこねて甘えてみたり。ヒロインに好感がもて文章も読みやすくページが進む。そんな最中、静かにそして確実に忍び寄る魔の手。一介のレストランの女主人が悪質な陰謀に立ち向かって行くところが勇ましく痛快。映像化しているそうなので是非とも見たくなりました。とりあえず下巻楽しみです。2014/03/20

マッピー

18
主人公の典子は、夫の死後、神戸で有名なフランス料理店を受け継ぎ、店を繁盛させてきた。と思ったら、乗っ取り騒動ですよ。一見紳士風だが違法行為も辞さないという悪党に目を付けられ、典子の店どころか近隣の金持ち土地持ちから財産を吸い上げようと、あの手この手で絡んでくる。ここがめっぽう面白い。信頼した人に裏切られたり、急遽雇った人に助けられたり。それと並行して、なのか、こちらがメインなのか、典子が夫の生前に買った絵の画家である高見雅道とのロマンス。こちらの方は、私にはピンとこないのだけど。ロマンスいらん。2024/04/10

ゆめ

16
テンポ良く とても興味深い展開に飽きること無く読了。この先がどんな方向に進むのか 逸る気持ちを抑えつつ 下巻を大事に読もうと思います。2015/08/05

てふてふこ

15
神戸にあるフランス料理店アヴィニョンのマダム・甲斐典子と画家を目指す高見雅道の障害多き恋。その最中、アヴィニョン乗っ取りや隣人ブラウンさんの息子の問題やらきな臭い動きが。登場人物が多いけれどするする読める。下巻へ。2019/09/01

June

13
神戸の異人館街が舞台。最初から最後まで飽きさせない展開が続く。4年前に購入した絵「白い家」の作者で画家のたまごである若い男性・高見の登場、主人公・典子の営むフランス料理店「アヴィニョン」に迫りくる不穏な動き、亡き夫が絵の裏に隠していた手紙‥これからどうなっていくのかとても気になる。典子と高見の関係は?アヴィニョンの行く末は?典子はどこか愛らしく頭もよく魅力ある女性。取り巻く登場人物たちは個性豊か。北野、異人館街をもう一度訪れてみたくなる。物語は下巻へと続く。2014/03/25

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