出版社内容情報
今野敏、伝説の傑作、ついに文庫化!
古都鎌倉。茶道相山流家元の邸宅での盛大な茶会。茶会の最中、怪死事件が。事件には相山流開祖の伝説に関わる恐るべき秘密が隠されていた。
第一章 茶室の死体
第二章 開祖の伝説
第三章 秘伝の披露
第四章 復讐の脚本
第五章 怨念の系譜
今野 敏[コンノ ビン]
著・文・その他
内容説明
古都・鎌倉、相山流茶道の家元邸で開かれた茶会は御曹子婚約発表の場でもあった。その席で、ある男が胸に包丁を突き立てた死体となって発見される。手伝いとして現場にいた小高紅美子は、家元の次男・秋次郎や県警の安積刑事と流派に隠された伝承と戦国時代にさかのぼる怨讐を追う。傑作長編ミステリー。
著者等紹介
今野敏[コンノビン]
1955年北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の1978年『怪物が街にやってくる』(現在、朝日文庫より刊行)で問題小説新人賞受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て作家となる。2006年『隠蔽捜査』(新潮社)で吉川英治文学新人賞受賞。2008年『果断 隠蔽捜査2』(新潮社)で山本周五郎賞、日本推理作家協会賞受賞。「空手道今野塾」を主宰し、空手、棒術を指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おれんじぺこ♪(15年生)
29
ひさしぶりの今野作品でした。ん?安積??鎌倉にいるの?と思ったけど別人でした(笑)紛らわしいな。今回は警察ものといえども、主役が目撃をした女性(普通のひと)だったのですけれど、その人があまり好きになれず・・でした。それにしても茶道にも通じているのか,今野さん!すごいです♪2016/04/14
haru
20
購入本。今野作品は好きなのですが、今回なぜか睡魔と戦いながら読み終えました。主人公の女性が余り好きでなかったためか感情移入できず、、残念でした。ミステリーとしては可もなく不可もなくという感じです。2015/11/05
jima
19
鎌倉の茶道の家元で包丁を胸に刺された男が。2020/04/27
sarie
17
舞台は鎌倉。茶道の家元邸で開かれた茶会で男が胸に包丁を突き立てた死体となって発見される。 現場にいた小高紅美子、家元の次男・秋次郎、県警の安積刑事の3人が中心となって事件の謎に迫る・・というお話。 名前は同じですが班長シリーズの安積刑事とは全く違う人でしたので、ハンチョウの原型になった人なのかな?古い作品なので今野敏らしさが薄く、内田康夫のような2時間サスペンスのようなお話でした。物語自体は面白かったです。2016/06/16
そのぼん
17
茶道のことはほとんど知らなかったので、『へぇ~』って思いながら読んでいました。『ハンチョウ』の安積氏も出てきますが、思ったほどは出番はなかったです。2012/09/18