講談社文庫<br> 悪女の美食術

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講談社文庫
悪女の美食術

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  • サイズ 文庫判/ページ数 385p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062763905
  • NDC分類 596
  • Cコード C0195

内容説明

食べることとは生きること―。食と恋の充実こそ人生の歓びをもたらし、大人の女性に不可欠なモチーフとなる。超一流店に通う“安上がり”、“おひとりさま”でも優雅に見える食事術、ラーメン屋に行列することの愚かさなど、甘く、美味しく生きる極意を指南する“悪”のバイブル!講談社エッセイ賞受賞作。

目次

美食の束縛 食べることは生きること
美食の修行 一人で食事をして迫害されない方法
美食の基本 ドラマ仕掛けのフランス料理
美食の経済学 ワリカンの嘘、オゴり得、オゴられ損
美食とマナー ジェーン・バーキンならジーンズOK
美食と美学 怖がれば、怖さが薄らぐ高級寿司店
美食と味覚 「おいしい」舌でわかる人格
美食と嗜好 菓子パンの昼食にはしゃぐ、恥知らず
美食と逸脱 逃げたいときにはエスニック料理
美食と健康 洗練と満腹のあいだ
美食とダンディズム 「食べない」という麗しい選択
美食の達人 お弁当に捧げるロマンティシズム
美食と器 ブランド洋食器を買うのはおやめなさい
美食と郷愁 贅沢で美しい、洋食の女性たち
美食と耽溺 この世の甘きものだけを味わっていく
パリ、三泊十七つ星の旅―贅を極めた美食案内
やっぱり香港は、美味しい―あとがきにかえて

著者等紹介

福田和也[フクダカズヤ]
1960年東京都生まれ。文芸評論家。慶應義塾大学環境情報学部教授。’93年『日本の家郷』で第6回三島由紀夫賞、’96年『甘美な人生』で第24回平林たい子文学賞、2002年『地ひらく―石原莞爾と昭和の夢』で第11回山本七平賞、’06年本書『悪女の美食術』で第22回講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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