講談社文庫
ショートショートの花束〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062762908
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

意外性の連続攻撃!すぐ面白い傑作65編

一本2800字以内の世界に繰り広げられる、極限まで無駄をそぎ落とした超濃密な“おもしろさ凝縮のブラックホール”、それがショートショートだ。短編小説の名手・阿刀田高氏が選び抜いた意表をつく傑作65編に全作品の選評も収録。『ショートショートの広場』改め新シリーズ第1弾!〈文庫オリジナル〉

阿刀田 高[アトウダ タカシ]
編集

内容説明

一本2800字以内の世界に繰り広げられる、極限まで無駄をそぎ落とした超濃密な“おもしろさ凝縮のブラックホール”、それがショートショートだ。短編小説の名手・阿刀田高氏が選び抜いた意表をつく傑作65編に全作品の選評も収録。『ショートショートの広場』改め新シリーズ第1弾。

目次

記憶をなくした女(松田文鳥)
倒れる人(常盤奈津子)
新しいメガネ(前川誠)
落し物(耳目)
ずれてる男(稲葉たえみ)
同好の士(原カバン)
すみません(矛先盾一)
不思議ラーメン(樗木聡)
会社ごっこ(三藤英二)
おまじない(川戸雄毅)〔ほか〕

著者等紹介

阿刀田高[アトウダタカシ]
1935年東京都生まれ。1979年『来訪者』で日本推理作家協会賞、同年短編集『ナポレオン狂』で直木賞を受賞。デビュー当初より短編、ブラック・ユーモア、ショートショートの名手として多数の作品を発表。長編でも『新トロイア物語』(吉川英治文学賞受賞)を著すなど幅広い分野で活躍している。2003年紫綬褒章受章。現在は日本ペンクラブ会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

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22
初版2009年。2800字以内の短編集。いろいろな設定。おもしろいオチ。読み始めたら止まりませんでした。2014/04/01

いっちゃん

10
素人ではわからないプロの突っ込みがおもしろい。逆に、これが9.5点?ってのもあったけど、それぞれ味があって面白かった2014/05/13

カーミン

9
ショートショートのコンテスト入選作品を集めた一冊。アマチュアの作品集だから、とあまり期待をせずに読み始めたのですが、あまりの面白さにグイグイ引き込まれてしまいました。阿刀田高氏のちょっぴり辛口な選評も面白いです。2014/06/30

MIKETOM

7
シリーズ全体を通してみれば、ちょうど平均点ぐらいだろうか。まあまあのレベルの作品がまあまあな数だけある感じ。スパッと切れ味の鋭い作品もあったが、ちょっと膨らませて短編ぐらいにしてもいい感じの作品もあった。なんだかな~な作品が一番多いけどね(笑)まあまあ気に入った作品。『盗む女』『スッピン』『泡と消えぬ恋』『雨の殺人者ー空港』『親父の悪戯』『クソオヤジ』『読書サークル』『生きものかんさつ』『御利用ありがとうございました。』『不細工な女』あたりかな。阿刀田の好みが意外にもダジャレだったりするのには笑った。2019/11/04

大宮担

7
さくさく読めます。 読書サークルが特に良かった。2013/05/03

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