内容説明
『アルプスの少女ハイジ』の舞台をスイスに訪ねた夫妻が、次の目的地に選んだのは、“環境文学”の先駆的な名作『木を植えた男』の作者ジオノの故郷。後年、『千の風になって』を作ることになる作家夫妻による夢紀行。植樹とは平和運動なのであると知る“発見の旅”に、さあ出かけよう!南仏旅行・必携のガイド。
目次
ジャン・ジオノ紀行(新井満)(プロヴァンスの流れ星;マノスクの羊雲;コンタドール峠の十字架;ジオノ風鱒料理“喜びと共に”;黄金山にはばたく鳥)
『木を植えた男』から学んだ幸福に生きるための4条件(新井紀子)(役割の発見;無私の行為;木を植える;継続の志)
著者等紹介
新井満[アライマン]
作家、作詞作曲家、写真家、環境映像のプロデューサーなど多方面で活躍中。1946年新潟市生まれ。上智大学法学部卒業。’88年、小説「尋ね人の時間」で芥川賞を受賞。2003年11月に発売された写真詩集とCD『千の風になって』は現在もロングセラーを続けている
新井紀子[アライノリコ]
随筆家。1947年東京生まれ。東京農工大学卒業。’71年新井満氏と結婚。’96年よりラジオ番組「心のともしび」に毎月エッセイを寄せている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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