講談社文庫<br> 猫にかまけて

個数:
電子版価格
¥803
  • 電書あり

講談社文庫
猫にかまけて

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月24日 05時54分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062758956
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

いつも側にいた。共に笑い、泣いた。愛する猫たちとの暮らし、そして別れ。
ベストセラー待望の文庫化。未発表写真も多数収録!

気位が高く威厳に満ちたココア、犬の血が混じっているのではないかと思うほど人懐っこいゲンゾー、遊び好きで無邪気なヘッケ、並外れて気の強い奈奈――縁あって共に暮らした、ちょっと面白い奴ら。手を焼かされ、言い負かされ、それでもいつも一緒にいた。写真と文章で綴った、猫たちとのいとおしい日々。

町田 康[マチダ コウ]
著・文・その他

内容説明

気位が高く威厳に満ちたココア、犬の血が混じっているのではないかと思うほど人懐っこいゲンゾー、遊び好きで無邪気なヘッケ、並外れて気の強い奈奈―縁あって共に暮らした、ちょっと面白い奴ら。手を焼かされ、言い負かされ、それでもいつも一緒にいた。写真と文章で綴った、猫たちとのいとおしい日々。

目次

拙宅の猫たち
横着者が黒豆を
拙宅の守旧派
ゲンゾーの思惑
名前より飯だ
ゲンゾーの猿問題
学ぶゲンゾーに不吉な黒い影
小窓の断念
ゲンゾーの因業
ゲンゾーの埋め飯〔ほか〕

著者等紹介

町田康[マチダコウ]
作家・パンク歌手。1962年大阪府生まれ。高校時代からバンド活動を始め、’81年にバンド「INU」を結成、『メシ喰うな』でレコードデビュー。’92年に処女詩集『供花』刊行。’96年に発表した処女小説『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、ドゥマゴ文学賞を受賞。2000年『きれぎれ』で芥川賞、’01年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、’02年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、’05年『告白』で谷崎潤一郎賞、’08年『宿屋めぐり』で野間文芸賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

242
4匹の愛猫との生活を通じての日々を描くエッセイ。かまけていますね。その為、お仕事も捗らず、お金が無いとぼやくのです。然し乍らですよ、そのお陰で猫語の翻訳が出来るまでになったではありませんか。ねこに掛ける愛情と受け入れる懐の深さが素晴らしい。個性の書き分けもGood。なまじ猫語を体得してしまったが為に、時に叱られ、小言を言われ、説教を食らうのね。そして、町田さんからのお願いは、原則として聞き入れて貰えない。と。でもねこは人生訓まで説いてくれるのです。人々はもっと猫にかまける生活をするべきかも知れませぬ。2022/09/30

ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

167
いま自分方には猫が二匹いる。うちの家人は私も合わせて三匹、と数える。が、其れは兎も角として、それぞれ名をぽてと、たかなという。ふたりは兄弟なのだが、性格はまったく違う。 それぞれ茶トラだが、ぽてとは白が混じっていて、胸毛の辺りが特に白く、まるで梟のようにぽってりと肉厚である。彼は私のことを自分の妹だと思っているのか、何かにつけて守ってくる。そのナイトのような気品溢るる佇まいは毎回私の胸をときめかせずにいれない。 それに比べてたかなはおそらく犬である。それも産まれたての赤ちゃん犬である。2019/11/02

小梅

166
22歳で死んだココア。一緒に暮らした時間が長い分だけ哀しみも深いよね。 しかしマチダさんちの猫は幸せだと思う。2017/02/10

151
ココア、ケンゾー、ヘッケ、奈奈、町田さんちのにゃんこはみんな個性的で可愛かったです。猫を飼うことはイコール猫の最期を看取ることなんですよね。ヘッケの最期は、こちらもとてもつらかったです。良くなって、大きく育ってほしかったな。ココアも最期はつらかったけれど町田さんちで幸せな人生を送られたと思います。2016/07/03

kariya

131
飼い主だなんておこがましい。むしろペットこそ主、お仕えしております。そんな同好の士なら我が事として読んでしまう筈。病弱で懐こく聞き分けのいいヘッケ、貫禄たっぷりにマイルールを生きるココア、小心者でいて破壊活動(主に柱や衣服)に勤しむケンゾー、「かかってこいやー!」と自ら飛び掛かる仔猫の奈奈。猫達の愛嬌ある騒動や横暴に耐える人の姿に笑い、避けられない別れに涙する。どの子も違っていて愛おしい。自分が暮らした猫達も。もう一度会いたいし、戻ってきてほしい。そうしたらまた泣いたり笑ったりして一緒に暮らしましょう。2010/05/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/520858
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。