内容説明
「留まるな、守るな」最後のメッセージがここにある。飲んで、倒れて、また旅に出る。カメラマンとして訪れた、タイ、ベトナム、インド、イスラエル、そして日本の日常。酔眼でとらえた人間の業を、自分だけの言葉で綴る、カモちゃんらしさがたっぷり詰まったエッセイ集。元妻・西原理恵子の漫画も収録。
目次
第1話 煮え煮えの品川、カンボジア、スリランカ
第2話 煮え煮えのタイ
第3話 煮え煮えのベトナム
第4話 煮え煮えのミャンマー
第5話 煮え煮えのインド
第6話 煮え煮えのイスラエル
第7話 煮え煮えの毎日
著者等紹介
鴨志田穣[カモシダユタカ]
1964年神奈川県生まれ。高校を卒業後、風来坊生活を続けるが、片道切符でタイへ。現地でビデオカメラ片手のフリージャーナリストに。2007年3月、腎臓ガンのため死去
西原理恵子[サイバラリエコ]
1964年高知県生まれ。強烈な作風で大人気の漫画家。『ぼくんち』で文春漫画賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mat
0
鴨志田さんの文章にはなぜか惹かれる魅力がある!2015/07/18
こらぴし
0
西原理恵子の元ダンナ、故鴨志田穣氏のエッセイ(?) 文章がうまいわけでは無いが、現場にいて、現場で感じた者にしか書くことのできない文章だと思う。 ムチャな人生だとも思うが、そこまでできる彼がうらやましく感じる一瞬もある。 彼は人生を思い切り駆け抜けてしまったのかもしれない。2007/08/09
うち
0
おもろい旅行記と思って買ったら、単なるえげつないエッセイだったような気がして、ちょっと残念だった。 悪くないけど、えげつない。 2012/04/12
husa109
0
文章もうまくないけど、魅かれてしまう。見て、歩いて、感じて、考えてそのままを素直に文章している感じがします。苦しい息遣いが聞こえてきそうです。2009/04/07
クミコ・ロッテンマイア
0
夫婦愛を感じるーっ!2008/10/23