出版社内容情報
現代史の光と闇を体現する政治家の軌跡
彼は何と闘ったのか?
第26回講談社ノンフィクション賞受賞作
権謀術数を駆使する老獪な政治家として畏怖された男、野中広務。だが、政敵を容赦なく叩き潰す冷酷さの反面、彼には弱者への限りなく優しいまなざしがあった。出自による不当な差別と闘いつづけ、頂点を目前に挫折した軌跡をたどる講談社ノンフィクション賞受賞作。文庫化に際し佐藤優氏との対談を付す。
魚住 昭[ウオズミ アキラ]
著・文・その他
佐藤 優[サトウ マサル]
著・文・その他
佐高 信[サタカ マコト]
解説
内容説明
権謀術数を駆使する老獪な政治家として畏怖された男、野中広務。だが、政敵を容赦なく叩き潰す冷酷さの反面、彼には弱者への限りなく優しいまなざしがあった。出自による不当な差別と闘いつづけ、頂点を目前に挫折した軌跡をたどる講談社ノンフィクション賞受賞作。文庫化に際し佐藤優氏との対談を付す。
目次
漂流する村
融和の子
祈り
青雲
田中角栄
転機
二つの顔
争奪戦
政治と土建
シマゲジ追い落とし
経世会分裂
落城
村山政権の守護神
恐怖の絆
勝者なき戦争
差別の闇
野中広務の去ったあとで
著者等紹介
魚住昭[ウオズミアキラ]
1951年熊本県生まれ。75年一橋大学法学部卒業後、共同通信社に入社。87年から司法記者クラブに在籍し、リクルート事件などの取材にあたる。96年退社。『野中広務 差別と権力』で第26回講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遥かなる想い
AICHAN
きょちょ
もえたく
かんがく