講談社文庫<br> もっと煮え煮えアジアパー伝

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講談社文庫
もっと煮え煮えアジアパー伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 381p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062753395
  • NDC分類 292.09
  • Cコード C0195

内容説明

奔放なタイ娘と列車で向かった国境の町。高校時代からの友人と見上げたソウルの雪空。父親の生まれ故郷をたどる旅でも、酒と女に彩られた夜は変わらない…。鴨ちゃんの流れゆく旅の記録と、サイバラ画伯のミもフタもないオモシロ漫画が同居するアジア紀行。生きる事の意味を考えながら、ますます佳境に。

目次

国境の町(タイの掟(中)改題)
急行列車での粗相(タイの掟(後)改題)
雪の夜のソウル
泥酔二人旅
北京を歩く
凍てつくハルピン
いざ上海へ(マンガ五点描き下ろし)
上海の味
ジャズ・ナイト
泥の海にある島
茶屋の娘
泥の海のテレサ・テン
大陸浪人の猛牛

著者等紹介

鴨志田穣[カモシダユタカ]
1964年神奈川県生まれ。高校を卒業後、風来坊生活を続けるが、なんとなく片道切符でタイへ。現地でひょんなことからビデオカメラ片手のフリージャーナリストに

西原理恵子[サイバラリエコ]
1964年高知県生まれ。強烈な作風で大人気の漫画家。文春漫画賞を受賞の『ぼくんち』は阪本順治監督で映画化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mr.lupin

41
何の予備知識も無くコミカルな表紙に誘われたのとアジアの紀行文と言うことで手に取ってみた。ちょっと想像してた内容とは違うが著者の気ままな紀行文は楽しむことができた。どこの国へ行ってもお酒とお姉ちゃんははずせないな~(笑) たまにはこんな軽い感じの紀行文もいいかな。 でも著者の鴨志田さん、かなり若い頃に亡くなっているようでそっちも驚いた。☆☆☆☆★2020/02/24

ねこまんま

26
ヤバそうな人の話を聞いたり読んだりする分には面白いけど、自分から実際に飛び込んでいく勇気はないなあ。今回は海外のお姉ちゃん話がほとんどだったので、シリーズの中ではいまいちだった。2017/02/06

りす

3
特に目的もなく、小金を持って海外。ひたすら酒を飲んでお姉ちゃんのいる店へ。感想もレビューも書ける本ではない。と、思った。2016/08/30

Miwa_N2

2
ふらっと旅に出て、饐えた匂いの町をうろつき夜な夜な女たちのカモになる旅行記、あてどなさが井上光晴を彷彿とさせる、良質な紀行文、私もあてどなく旅をしたくなった。サイバラ漫画はなくてもよいかな2011/07/22

ジスカールデスタン

1
てにをはがメチャクチャな文章。なんで直さないのかね。2018/02/08

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